きのう(7日)は、81期岡山労働学校の第9講義。
参加は15名。生協関連・一般労組のN尾くんが初参加!
「哲学ものがたり教室」もいよいよ終盤。
今回は、
「マルクス、エンゲルスが基礎づけた科学的世界観の特徴」
というテーマ。
ひと言で2人の哲学の特徴を表すなら、
「変革のための哲学」ということでしょう。
そのことを強調しました。
そして、2人が2千数百年の哲学の歴史を
手のひらにのせ、貪欲にそこから学び取った姿勢。
唯物論と弁証法のごく中心的なポイントの解説。
世界観はみがきつづけることが大切、と。
史的唯物論まで講義はたどり着かず・・・。
レジュメはこちら→Tokuchouをダウンロード
感想交流のようす。
いよいよ、来週は最終講義です!!
講義の感想文です(一部)。
「唯物論的な考え、ものの見方を日常生活の中で
つねに意識するのは難しいな・・・。今までの自分の
生活ぶりをふり返っても、ついつい思い込みや先入観
でものを見てるよなあと、ボーっとしているとすぐに
流されてしまうなあと思いました」
「事実をありのままに見るということは、言われた
とおり、とてもむずかしい事だと思います。どうしても
思いこみや今までの経験がじゃまをする。なので、
いつも自己点検が必要だなあと思いました。平行
四辺形の話で、『カヤの外にいる人はいない』という
話は印象的でした」
「グサグサくる話の連続でした。『唯物論的・弁証法的』
な見方はわかっていても、実践するにはたたかいがいる。
その通りです・・・。鍛える訓練がいる!!努力!!
でも、唯物論、弁証法的見かたを知っておくと、すこし
生きていく上で何か壁にぶつかったとき、展望がすこし
見えるのでラクになります」
「ありのままに見よう、と考えているつもりだけど、
“つらぬく”ことはやっぱり難しいね! “ありのまま”に
“かわっていく”ものとして人をとらえるって、やさしい
見方だと思います。 グループ討論がおもしろくて、
集団の力ってすごいなーと思いました」
「自分に唯物論の考え方ができているのか、弁証法の
考え方ができているのか、改めて考えました。先入観
がまだまだあり、全体を見ていないと痛感。気づいた
だけでも成長できているかな」
「日々成長する、常に変化するということを改めて
自分に対しても他人に対しても固定的に見ないこと
の大切さを感じた。変化をとらえる力、つけたいですね」
「科学的世界観を学ぶのは、若い時ということではなく、
科学的な世界観をみがきつづけることが大切なことを
あらためて認識しました。羅針盤をみがきつづけて
錆つかせないように、常に学ばなければならない。
それが、弁証法的な生き方だ」
「最初から参加でいなかったのが残念です…。唯物論の
話は、ちゃんと聞いておきたかったので。
マルクスとエンゲルスを見習って、自分も学ぶ姿勢を
身につけようと思いました!!」
コメント
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