きのう(30日)の夜は、81期岡山労働学校の第8講義。
参加13名。
講義のあとのグループ討論のようす。
この日は、
「変革の哲学を求めて-マルクス、エンゲルスの青年時代」
というテーマでした。
2人のことをなぜ学ぶのか、から入って、
マルクスとエンゲルスの育った環境、
どんな学びをしたのか、苦悩や葛藤、恋愛などなど。
1844年に2人が共同をはじめるまでの「ものがたり」です。
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1800年代のところを間違って19○○年としているところが多数。
あー恥ずかしい。なんでこういうの気づかないんだろうねえ。
いろいろおもしろいエピソードや、
彼らが人間を愛していたこと、人間くさい人間だったこと、
そして、だからこそ人間らしさを奪うものや抑圧するものに
対して激しい怒りを燃やしたこと、など強調してみました。
マルクスやエンゲルスが文学や芸術から得たものって
とてつもなく大きいな~と、講義準備をしていくなかで、
深く気づいたことでした。感性を鍛えますね、文化は。
以下、感想文の一部です。
「マルクス、エンゲルス・・・。頭のよい、すごい人と
いうイメージだったが、人間くさい、人間を愛した
人なんだ、と知った」
「背景を知って、2人に親しみが持てました(特に
エンゲルス)。『労働者諸君!』が青春ドラマっぽ
くて良いなと思いました。少し読みたくなりました」
「裕福に生れると、その世界につかっていることが
楽で、まずしい人々の事は思いいたらないのが
普通だと思っていた。単なる偏見。 『イギリスに
おける労働者階級の状態』-事実による告発、
をぜひ読みたいと思った。人間愛から人間を抑圧
するものとのたたかい・・・」
「マルクスとエンゲルスの共通点として、2人とも
芸術への関心が高い。2人は活動から文化を作り
たかったのかも」
「おもしろかったポイント☆ マルクスの愛。そん
なにイェニー好きだったんだ(ちょっとひいた・笑)。
エンゲルスのおじいちゃんへの手紙。 マルクス・・・
自由人すぎ!
2人は『人間が好き』だったから、人、社会に興味・
関心をもって人間らしさを抑圧するものと闘って
きた、という視点、いいなと思いました」
「学問をしてゆく為には、整った環境(お金含)が
必要な時代だったんだなあと思う。今も少しは
そうだけど。 極める人は、芸術や、人間に対し
てもすごく熱い!」
「学習・・・ つきぬけた先に『人間』を見出す、
みたいな。人間くささを掘り下げた内容で、
2人への親しみやすさをいただきました」
「マルクス、エンゲルスの若いころ、ものすごく
エライ人の人間くささにふれられて、おもしろ
かった!! どんだけイェニー好きなのか!?
と(笑) あと、2人とも独習で自分の哲学、
考えを豊かにしていたので、独習は大変だけど
大切だなーと思いました」
なごみでカンパ~イ!! って、みんなノンアルコールビールですけど。
でも、なんかいい気分。 ジョッキはえらい。
「視野が広がった瞬間」というテーマでしたが、
おもしろい話がたくさん聞けました。
わ~、まじ1944年になってた(訂正しました)。
なんでだろうね~。不思議だ。まったく気づかない。
投稿情報: 長久 | 2011年7 月 1日 (金) 13:12
細かくチェックすみません・・・。
ブログ本文も、共同作業をはじめた年数が「1944年」になってますよww
昨日の講義も受けてて察するに、長久さんの中でマルとエン(特にマル?)に憧れと親しみを感じる余り、1800年代を長久さんも生きた1900年代と無意識に混同してしまうのではと勝手に思っているのですが・・・どんなでしょう?
投稿情報: 専従中リハ職 | 2011年7 月 1日 (金) 12:35