きのう(23日)の夜は、岡山市足守のもみの木保育園の
社会発展史学習会の2回目。
今年の夏から導入されたすべり台付手づくりプール。
うーむ、楽しそうだ。
この学習会、先月は台風のために中止。
きのうも参加者はいろいろめぐりあわせが悪かったようで3名。
やはり夏は学習運動にとって鬼門なのか。
学習会テーマは、
「原始共産制社会―人類最初の社会形態」
ということでした。
人間はなぜ人間になったのか。
600万年~700万年前にチンパンジーとの共通祖先と別れたヒト。
二足歩行の開始による「手」の獲得。
ホモサピエンスの特徴。
「労働」が人間らしさを育てたこと。
道具の使用。手と脳の相互作用。
火の獲得。言語の獲得。
集団労働の意味。
動物の「進化」と人間の「進歩」の違い。
原子共同体の世界観の一般的特徴
自然への恐れや畏敬
アニミズム的世界観
原始共産制社会の一般的な経済生活の特徴
余剰生産物が生まれない、低い生産力
「採集」というスタイル
低い生産力からくる、社会のあり方の特徴
みんな生産活動に従事した
助けあい、協力しあいは必然的に
道具(生産手段)は共有財産
分配は平等的
「階級」や「差別」や搾取は存在する余地がなかった
男女の差別もなかった
「女系」と集団婚
日本の縄文時代の女性の仕事の内容
「個の確立」は無理だった
集団間の組織的かつ目的意識をもった「戦争」もなかった
人を殺すための武器もない時代
農耕社会への発展、文明社会
約1万年ほど前から
余剰生産物や土地をめぐって
・・・・・・というような内容でした。
感想交流では、
原発・放射能問題もやはり話題になりつつ、
人間と自然、そもそもの土台を考えつつ、
人類の未来に思いをはせたのでありました・・・。
おもしろい学習会ですね、やっぱり☆
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。