全労連メールニュースNo.183 より
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★なくせ原発!10・30大集会inふくしま
参加者1万人超え大成功 福島県労連
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10月30日に福島市荒井の「四季の里」で行われた「なくせ
原発!10・30大集会」は、1万人を超える参加で開催すること
ができました。「放射能から子どもたちを守ろう!」「国と東電は
原発事故の全面賠償を!」「なくせ!原発」の3点で一致するさ
まざまな団体や個人が一堂に会し1万人を超えたことは、今
後の運動や国の方針にも大きな影響を与えます。多くの皆様
のご協力で、大成功を収めることができました。本当にありが
とうございしまた。
●アピール
ふくしまに生き、明日につなぐ
ふくしまからの呼びかけ
3月11日の地震と津波で、根拠のない安全神話が崩れま
した。私たちが危惧 していた原発事故が、現実に起きてし
まいました。
福島第一原発事故は、天災でも想定外でもない「人災」で
す。利益を優先し安全対策を怠った東京電力と、それを後押
ししてきた国がおこした「人災」で す。
目を閉じて思い浮かべてください。
ふるさとを奪われ、いつ帰れるかもわからない住民の不安を。
わが子のように守り育ててきた土を、豊かな恵みをもたらす
海を奪われた 怒りを。
手塩にかけた作物を食べてもらう喜びを奪われた悲しみを。
「ふくしま」と名がついただけで、避けられてしまった悔しさを。
一生にたった一度の思い出をつくることすら叶わなかった子
どもたちの悲 しみを。
さよならも言えず、友だちと別れた子どもたちの思いを。
子どもの寝顔に「あなたを私は守れるのだろうか」と語りかけ
る親の葛藤 を。
「子どもを守るため」に離ればなれに暮らす家族の疲れを。
いま、ふくしまの人々は立ち上がっています。
私たちは、このふくしまから訴えます。全国に、世界中に訴え
ます。
安心して子どもを生み育て、安心して暮らし、安心して働ける、
そんな当た り前な生活を一日も早く取り戻すために。
「放射能被害から子どもたちを守ろう!」「被害・損害の全面
賠償を求めよう!」「原発をなくそう!」「3月11日前のふくしま
に、国と東京電力の責任で戻せ!」と。
いのちと原発は共存できません。
私に、あなたに、未来につながるいのちに、美しい大地・空・
海を引き継ぐために!
いま、声をあげましょう!広げましょう!
「なくせ原発!」
2011年10月30日
なくせ!原発 安心して住み続けられる福島を!
10・30大集会inふくしま
コメント
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