今年最後の読書日記。
ごくごく簡単に紹介。
『原発難民日記-怒りの大地から』
(秋山豊寛、岩波ブックレット、2011年)
先日の赤旗日曜版で、
秋山さんがそんなことになっているのかと
知ったのだけれど、
このブックレットが出てたんですね。
驚くほど冷静に状況を判断して行動されて
いますが、怒りのマグマはグツグツと。
『国防婦人会-日の丸とカッポウ着』(藤井忠俊、岩波新書、1985年)
労働学校ジェンダー教室の沢山さんの
講義で、「カッポウ着」の社会的背景的な
話があって、すごーく面白かったので。
そのカッポウ着は、国防婦人会の「制服」だった。
大阪でわずか40人から出発した国防婦人会は、
10年後には1000万人をこえる組織に。
その変遷と役割を分析。たいへん興味深かった。
『就職とは何か-<まともな働き方>の条件』
(森岡孝二、岩波新書、2011年)
こちらも良書。
学生さんだけでなく、労働者のみなさんにも
幅広く読んでいただきたい内容。
おかしいと思えるためには、
知識と、たたかう手段への認識が必要です。
さて、さきほど、このブログの「読書記録」を
ざっとたどって、今年何冊紹介したかな~と数えたら、
140冊ちょっとぐらい(雑誌やマンガ除く)。
労働学校の教室内容がそうだったんで、
哲学とジェンダーが多かったですね。
でも、ほんものの読書家に比べたら、ぜんぜん少ない。
もっともっと読めると思います。
来年はさらに!
激しく学びたい!
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