土曜日(19日)は、石川県医労連の青年委員会主催の
学習会のため、金沢へ。
朝6時すぎの新幹線にのって、京都で乗り換え、
9時45分に金沢駅に到着。
金沢駅は、なにやらすごいことになっていた。
さて、学習会は14時からでしたが、なぜこんなに早く来たのかと
いえば、金沢21世紀美術館に久しぶりに行こうと思ったからです。
じゃーん。10時ちょうどに到着。この美術館、3回目です。
建物の設計がすごくユニークで、開放的。展示物もいつもおもしろい。
大好きな美術館なんです。
岡山でもこんな美術館がほしいと切に思います。
美術館のなかです。
有名な、人が底にいるプール。ふふ。
これ、下にもいけるんですよ。
2時間ほど、美術館を堪能したあと、近江町市場へ。
にぎやか。活気がありました。金沢楽しすぎです。
このなかにあるお店で、昼食をいただきました。
13時半頃には、学習会の会場に移動しました。
「キュンとする学習交流集会~来れば会えるかも」
ネーミングがおもしろいですね。
私は、「働くこと、労働組合のすばらしさ」という
テーマで80分ほどしゃべりました。
参加者は、石川県医労連の人、若い組合員のほか、
石川の民青同盟の若い人も何人か参加してくれていて、
なかなかバラエティに富んでいたと思います。
講義の中身の骨子は以下。
一。働くとは?
1。働くことの多様な意味
◇「働いている」=生活を支えること。そして多様な意味(変化していく)。
◇「働いていく」ための条件
2。「働いていく」ためにー労働組合という組織
◇「仲間がいるからがんばれる」(『学習の友』1995年1月号より)
◇勇気というのは社会的なもの
◇『てとてとてとて』(浜田佳子、福音館書店)
◇基本的人権としての労働組合ー人間らしく生きる
二。「あきらめない生き方」を労働組合のなかから
1。「人間らしさ」と「働きがい」求めた人びとの物語
-看護のたたかいを例に
◇戦後すぐの看護師の労働条件
◇1960年、初めての統一闘争「病院ストライキ」
◇看護婦の夜勤制限闘争
◇ナースウェーブ運動への発展
◇「いまの姿」をつくり、受け継いできた人がいるから
2。労働組合の役割、その楽しさ
◇自分(たち)のためだけじゃない
-労働組合の活動をとおして見えてくるもの
◇集まること、表現すること、学ぶことー2つの「あい」
以上。
講義終了後は、2つのグループに
分かれての感想交流。
17時には終了しました。
何人かの感想文をご紹介。
「学習会に参加し、改めて『人間らしく生きる』こと、
『働くこと』『労働組合とは』という面で考えさせられ
ました。今後は職場や組合内で多くの仲間に今日の
話を伝え、1人でも多くの仲間を増やしていきたいなあ
と思いました」
「労働組合は、労働者にとっては、絶対必要な組織
であると、自信をもって言えること。単にメリット、
デメリットで加入を考えるのではなく、長い闘いの
歴史のなかで、勝ちとられた、憲法でも認められた
権利であるということに確信が深まった」
「自分たちは労働者なんだと自覚すること、働かないと
生活していけないこと、組合をつくったときの福祉
保育労の手記など、わかりやすい話でよかったです」
「あきらめない生き方、の話は、とてもビックリしました。
労働組合の講義は参考になりました」
「はじめて参加しましたが、普段考えていなかった
ことや歴史を知れて良かった。とても分かりやすかっ
たです」
「組合ができた歴史、看護師の先輩たちが闘って
きたことを知り、すごく感動した。これから看護の道へ
進もうとしている私ですが、不安ばかりだったけれど、
病院で実際に勤めていろんな困難なことが起こり
うると思うが、組合に入ることで、支えてもらい、私も
支えあい、みんなが働きやすく、患者さんをしっかり
看護できるようになるのではないかと希望が見え
ました!
『組合』というのが若い人たちから敬遠されるのは、
この歴史を知らないからだと思うので、知る機会、
勉強する機会をつくるべきだと思う。それで横の
つながりを広げれば、もっと気軽に組合の話もできて、
雰囲気もよくなるのではないか?」
「短い時間の中で、働くことの意味、労働組合の
成り立ち、意義のエッセンスがわかりやすくまとめ
られていたと思います。参加者にご自身の言葉で、
語りかける講義スタイルも、若者に入っていきやすい
と思います。ありがとうございました」
18時からは、残れる人たちでの交流会がありました。
それぞれの自己紹介がよかったね。
○×クイズもあり、20時頃には交流会も終了。
さらに、
医労連書記長のM渡さんに連れられて、
お刺身の美味しいお店へ、そしてまた次のお店へ・・・。
カラオケもできるお店でした。
ふんぞりかえって(笑)歌っているのがM渡さんです。
まわりを取り囲んだ、
石川の若い人たちは、なかなか面白く、元気です。
いいね。
ところで、このM渡書記長さんふくめ、
参加者のなかで、すでにfacebookで知り合って、
友達だった人が何人も。
「毎日会っているような気もします・・・」という、
初対面とは思えない感じ。不思議ですね。
facebookは、”つながる”という面では、
もっともいいツールだと思います。その威力を感じました。
22時過ぎてから、さらに若い人たちだけで近くのガストに。
ガストは今、杉ちゃんばっかりでしたね。
あれやこれやと、学習会の感想やら、活動の悩みやら。
24時過ぎまで。
うーむ、なかなか石川も大変だ。
壁も困難もたくさんあると思うけど、
若い人たちは、つながりあって、進んでいってほしい。
そう思いました。
石川の民青県委員長のS木くんが、
「10月の倉敷には行こうと思っています。
石川の若い人たちをたくさん連れていきたい」と、
心強い約束をしてくれました!
全国のみなさん、
石川の元気なワカモノにも会える、
10月の全国集会、きてね!
翌日(20日)は、父親の実家がある富山へ
日帰り里帰り。
生まれて9か月の姪っ子にも初対面。
充実の北陸2日間でした。
専従系さんも金沢大好きですか。
ゆっくり滞在できれば、
もっと楽しめると思いました☆
投稿情報: 長久 | 2012年5 月24日 (木) 10:33
金沢って、素敵なところですよねー◎
21世紀美術館、感性をビリビリ刺激してくれる、凄く好きな美術館です!
投稿情報: 専従系リハ職 | 2012年5 月24日 (木) 10:15