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倉敷集会にむけた、プレ企画も忘れないでくださいね~!こちらも大成功させて、さらに「つながり」と「勢い」を広げたいと思います! 講演 「働くこと・学ぶこと ~ダレのため? ナンのため?」 講師 / 中田進さん(関西勤労者教育協会講師)【1日目・倉敷会場】と き:6月30日(土)14:00~17:00ところ:倉敷労働会館1階ホール(会館の駐車場は使用できません)参加費:1,000円(学生400円)【2日目・岡山会場】と き:7月1日(日)10:00~15:00ところ:岡山市勤労者福祉センター参加費:1,000円(学生400円)*倉敷・岡山会場の講演内容はおなじです。
きのう各方面に、A4チラシの 添付つきで配信しました! (チラシのデータが必要な方は、 メールをください☆送ります!)さっそく、「良いチラシですね~。うちの組合からも参加できるように呼びかけます」(神奈川)「わくわくするお便り、ありがとうございます。このビラだけでもかなりテンションが上がります♪いっぱい広げたい!!今、『わかった。空けとくー』と言うてくれてる人が4人いるんですけど、うち3人は子連れ参加になると思います。宣伝がんばります☆」(徳島)などの返信が!!徳島は、早くも5人確保か!?(笑) 感謝ですでは、以下、メールニュースです。* * * * * * * * * * * * * *こんにちは。先週末、石川県のほうにうかがう機会があったのですが、「石川からも倉敷集会へたくさんの参加を募っていきたい」というメッセージを何人かの方からいただき、たいへん心強く、また励みになりました。そして、前回のメールニュースに、多くの方から返信をいただき、倉敷集会への期待を感じています。ますます現地としてもがんばります。このメールニュースは、いつもお世話になっている団体・組織のみなさまや、ご縁のあった方々に送らせていただきます。「配信不要」希望の方は、遠慮なくご連絡ください。 現地実行委員会事務局 長久啓太(岡山県学習協)2012年5月23日=======================みんなでつくろう、でっかい感動。★2012 全国学習交流集会in倉敷メールニュースNo.2 【目次】 ①第1弾チラシができました(添付のもの) ②分科会とオプショナル企画の内容 ③全国の活動・準備状況=======================―――――――――――――――――――――――①第1弾チラシができました(添付のもの)―――――――――――――――――――――――★「あつまれば、うまれる。」を キャッチコピーに加えました。 倉敷集会にむけて、第1弾のチラシをつくりました。添付のものです。カラー版です。 「みんなでつくろう、でっかい感動。」という従来からのキャッチコピーに加えて、「あつまれば、うまれる。」をあらたに置いてみました。 全国から産業・職種をこえて「あつまる」集会です。そして、集まったからこそ「うまれる」ものがあります。時間もお金も労力も必要な「あつまる」こと。でもだからこそ、「でっかい感動」をみんなでつくりだしだい。そんな集会への意味をこめました。★イラストは、岡田しおりさんのオリジナル チラシにいろどりを添えているすてきなイラストは、『学習の友』でおなじみの、岡田しおりさんのもの。わざわざこの倉敷集会にむけて、たくさんのイラストを描いていただきました。そのいくつかを、このチラシでも活用させていただいています。 とても明るい雰囲気のチラシになったと思います。★自由にご活用ください 添付のチラシについては、どうぞご自由にご活用ください。また、白黒バージョンもありますので、もし必要な方がおられましたら、ご連絡ください。 なお、内容がほぼ固まった時点で、申し込みつきのチラシをこの第1弾チラシをベースにしつつ、新しくつくりたいと思います。もう少しお待ちください。―――――――――――――――――――――――②分科会とオプショナル企画の内容―――――――――――――――――――――――★2日目も大充実! 分科会とオプショナル企画 倉敷集会の2日目(10/7)は、9:30~12:30の時間帯で、8つの分科会と、勤労者通信大学のスクーリングを予定しています。 また、14:30~17:00には、5つのオプショナル企画があります(自由参加)。 いずれも、たいへん充実の内容と講師陣になっています。記念講演とあわせて、学びごたえがあり、深い交流のできる時間となります。 以下、その内容をご紹介します。 分科会 9:30~12:30 ①安保条約の「なに?なぜ?」 ―安保がわかれば日本がみえる! 問題提起者/山田敬男さん(労働者教育協会会長)②学びを力にした社会保障運動―朝日訴訟にもふれて 問題提起者/寺内順子さん (大阪社会保障推進協議会事務局長)③生き生きと働くためのジェンダー学習 問題提起者/長安めぐみさん (香川大学男女共同参画推進室副室長)④労働組合の次世代育成と学びの場 ―職場から、地域から 問題提起者/江口健志さん (労働者教育協会常任理事)⑤青年部活動における学習活動の工夫と魅力 問題提起者/調整中⑥人間らしく働きたい ―ディーセントワーク・非正規労働者 問題提起者/中田進さん (関西勤労者教育協会講師)⑦魅力あふれる労働者のガッコウ ―労働学校運動・経験交流会 コーディネーター/吉田豊さん(愛知学習協会長)⑧活用すればもっと輝く―『学習の友』交流会 コーディネーター/調整中⑨勤労者通信大学スクーリング「基礎コース」 講師/調整中⑩勤労者通信大学スクーリング「労働組合コース」 講師/調整中 オプショナル企画(自由参加)14:30~17:00 ①講座・マルクスがガツンと教えてくれること ―どう生き・どう学ぶのか 講師/石川康宏さん(神戸女学院大学教授)②講座・労働組合活動の視点―要求と団結の法則 講師/槇野理啓さん(関西勤労者教育協会講師)③『資本論』学習会・経験交流 コーディネーター/吉儀和平さん (島根県学習協事務局長)④ほっとスペース(交流のスペース)⑤倉敷美観地区スペシャル観光 ★各分科会・オプショナル企画の詳細内容に ついては、順次、お知らせしていきます。―――――――――――――――――――――――③全国の活動・準備状況―――――――――――――――――――――――★神奈川県で実行委員会発足! 参加目標40名! 5月8日、全国で2番目となる、倉敷集会にむけての県段階の実行委員会が、神奈川で発足しました。 実行委員長に、神奈川労連の山田事務局長、事務局長に、港湾労組の三宅さんが選出され、「神奈川からは40名の参加目標」が確認されました。 6月1日の第2回実行委員会では、現地実行委員会の長久事務局長も参加予定で、翌日の神奈川労連の幹事会でも集会への参加要請を訴えることにしています。 2006年の神奈川での全国学習交流集会を契機に、神奈川労連と神奈川県学習協の関係は、質的に大きく前進したことが豊かな教訓として語られています。倉敷集会にむけても、神奈川の取り組みは、大きく全国を励ますものとなりそうです!★関西勤労者教育協会「勤労協ニュース」より 関西勤労者教育協会は、4月21日に第2回常任理事会を開催し、組織強化面について、学習運動の意義をつかんで意識的に動く活動家づくりを基調とし、10月6日~8日に倉敷で開催される『全国学習交流集会』を関西勤労協の60周年を迎える節目として位置づけること、また6月に活動者会議を開催することが提案され、議論が行われました。★メールニュースNo.1への反響 5月8日に配信したメールニュースのNo.1には、多くの方から激励と集会への期待をこめた返信があり、現地もたいへん元気がでています。その一部をご紹介します。 「ニュース、ありがとうございました!開催地 の熱を伝えることはとても大事だと思います。 愛媛学習協もがんばらねば」(愛媛) 「熱いラブコールどうも有り難うございます。 私も一昨年の東京での交流集会に福島県から 唯一の参加者として参加しましたが、青年が 学習運動に積極的に取り組んでいることに感激 して、県学習協のを昨年2月に再建しました。 『さあやるぞ』と言う時に大震災・原発事故で、 出鼻をくじかれましたが、今年大沢さんに来て もらって各労組をオルグする中で、『学習の友』 の拡大が一定程度進みました。夏には福島市を 中心に労働学校を20年ぶりくらいに再開し、 10月の倉敷には私+福島の青年+来年労働学 校を再開したい・郡山市の青年=の3人くらい は頑張って 確保したいと思っています。(略) 是非この集会の成功を勝ち取りましょう。私も 頑張ります」 (福島) 「この集会に多くの参加者を組織し、次期役員 に『学習運動』を引き継いでいければ良いなあ と思いました。幹事会でも協議していきたいと 思います」 (山口) 「前回の東京集会に1人も派遣できなかった 悔しい思いがあって、昨年のうちから声をか けて、いまのところ、3人が日程だけはおさ えています。ただ、お金は多分、1人10万円 くらい必要と思っています。費用のことも、行 き方もこれからですが、なんとかがんばります」 (北海道)以上。
土曜日(19日)は、石川県医労連の青年委員会主催の学習会のため、金沢へ。朝6時すぎの新幹線にのって、京都で乗り換え、9時45分に金沢駅に到着。金沢駅は、なにやらすごいことになっていた。さて、学習会は14時からでしたが、なぜこんなに早く来たのかといえば、金沢21世紀美術館に久しぶりに行こうと思ったからです。じゃーん。10時ちょうどに到着。この美術館、3回目です。建物の設計がすごくユニークで、開放的。展示物もいつもおもしろい。大好きな美術館なんです。岡山でもこんな美術館がほしいと切に思います。美術館のなかです。有名な、人が底にいるプール。ふふ。これ、下にもいけるんですよ。2時間ほど、美術館を堪能したあと、近江町市場へ。にぎやか。活気がありました。金沢楽しすぎです。このなかにあるお店で、昼食をいただきました。13時半頃には、学習会の会場に移動しました。「キュンとする学習交流集会~来れば会えるかも」ネーミングがおもしろいですね。私は、「働くこと、労働組合のすばらしさ」というテーマで80分ほどしゃべりました。参加者は、石川県医労連の人、若い組合員のほか、石川の民青同盟の若い人も何人か参加してくれていて、なかなかバラエティに富んでいたと思います。講義の中身の骨子は以下。一。働くとは? 1。働くことの多様な意味 ◇「働いている」=生活を支えること。そして多様な意味(変化していく)。 ◇「働いていく」ための条件 2。「働いていく」ためにー労働組合という組織 ◇「仲間がいるからがんばれる」(『学習の友』1995年1月号より) ◇勇気というのは社会的なもの ◇『てとてとてとて』(浜田佳子、福音館書店) ◇基本的人権としての労働組合ー人間らしく生きる二。「あきらめない生き方」を労働組合のなかから 1。「人間らしさ」と「働きがい」求めた人びとの物語 -看護のたたかいを例に ◇戦後すぐの看護師の労働条件 ◇1960年、初めての統一闘争「病院ストライキ」 ◇看護婦の夜勤制限闘争 ◇ナースウェーブ運動への発展 ◇「いまの姿」をつくり、受け継いできた人がいるから 2。労働組合の役割、その楽しさ ◇自分(たち)のためだけじゃない -労働組合の活動をとおして見えてくるもの ◇集まること、表現すること、学ぶことー2つの「あい」以上。講義終了後は、2つのグループに分かれての感想交流。17時には終了しました。何人かの感想文をご紹介。「学習会に参加し、改めて『人間らしく生きる』こと、『働くこと』『労働組合とは』という面で考えさせられました。今後は職場や組合内で多くの仲間に今日の話を伝え、1人でも多くの仲間を増やしていきたいなあと思いました」「労働組合は、労働者にとっては、絶対必要な組織であると、自信をもって言えること。単にメリット、デメリットで加入を考えるのではなく、長い闘いの歴史のなかで、勝ちとられた、憲法でも認められた権利であるということに確信が深まった」「自分たちは労働者なんだと自覚すること、働かないと生活していけないこと、組合をつくったときの福祉保育労の手記など、わかりやすい話でよかったです」「あきらめない生き方、の話は、とてもビックリしました。労働組合の講義は参考になりました」「はじめて参加しましたが、普段考えていなかったことや歴史を知れて良かった。とても分かりやすかったです」「組合ができた歴史、看護師の先輩たちが闘ってきたことを知り、すごく感動した。これから看護の道へ進もうとしている私ですが、不安ばかりだったけれど、病院で実際に勤めていろんな困難なことが起こりうると思うが、組合に入ることで、支えてもらい、私も支えあい、みんなが働きやすく、患者さんをしっかり看護できるようになるのではないかと希望が見えました! 『組合』というのが若い人たちから敬遠されるのは、この歴史を知らないからだと思うので、知る機会、勉強する機会をつくるべきだと思う。それで横のつながりを広げれば、もっと気軽に組合の話もできて、雰囲気もよくなるのではないか?」「短い時間の中で、働くことの意味、労働組合の成り立ち、意義のエッセンスがわかりやすくまとめられていたと思います。参加者にご自身の言葉で、語りかける講義スタイルも、若者に入っていきやすいと思います。ありがとうございました」18時からは、残れる人たちでの交流会がありました。それぞれの自己紹介がよかったね。○×クイズもあり、20時頃には交流会も終了。さらに、医労連書記長のM渡さんに連れられて、お刺身の美味しいお店へ、そしてまた次のお店へ・・・。カラオケもできるお店でした。ふんぞりかえって(笑)歌っているのがM渡さんです。まわりを取り囲んだ、石川の若い人たちは、なかなか面白く、元気です。いいね。ところで、このM渡書記長さんふくめ、参加者のなかで、すでにfacebookで知り合って、友達だった人が何人も。「毎日会っているような気もします・・・」という、初対面とは思えない感じ。不思議ですね。facebookは、”つながる”という面では、もっともいいツールだと思います。その威力を感じました。22時過ぎてから、さらに若い人たちだけで近くのガストに。ガストは今、杉ちゃんばっかりでしたね。あれやこれやと、学習会の感想やら、活動の悩みやら。24時過ぎまで。うーむ、なかなか石川も大変だ。壁も困難もたくさんあると思うけど、若い人たちは、つながりあって、進んでいってほしい。そう思いました。石川の民青県委員長のS木くんが、「10月の倉敷には行こうと思っています。石川の若い人たちをたくさん連れていきたい」と、心強い約束をしてくれました!全国のみなさん、石川の元気なワカモノにも会える、10月の全国集会、きてね!翌日(20日)は、父親の実家がある富山へ日帰り里帰り。生まれて9か月の姪っ子にも初対面。充実の北陸2日間でした。
先週の金曜日(18日)の夜、マルクスの思想を今に生かす講座の2回目があり、12名が参加しました。うーん、松浦さんのお話がすんごく面白かっただけに、参加者が少なかったのが残念でした。岡山のみなさん、もっともっとマルクスを学びましょう!講師の松浦章さん(兵庫県立大学大学院博士後期課程)。講座のふうけい。テーマは、「今日の労働時間問題とマルクス-損保産業の現場から」というものでした。松浦さんは、詳細なレジュメをもとに、損保産業の労働経験、その実態をふまえながら、たいへん具体的でわかりやすいお話をしていただき、学ぶところの多い講義だったと思います。なかなか大企業の職場のことを聴く機会というのは少ないですから、その面でも貴重なお話でした。講義の骨子は、以下のようなものでした。はじめに-「働きすぎ」の正社員 ◇非正規雇用比率が過去最大に ◇一方で正規労働者は ◇時間は人間発達の場Ⅰ 労働時間問題の歴史と今日 1。8時間労働とマルクスの先見性 ◇マルクスの先見性 ◇日本社会の遅れ ◇今なお続く長時間労働とサービス残業 2。長時間労働・サービス残業を恒常化させたもの ◇長時間労働やサービス残業がいまだ恒常化している原因 ◇「強制された自発性」 ◇損害保険産業とはⅡ 損保産業における「私的時間」制度 1。「私的時間」と「強制された自発性」 ◇「私的時間」とは ◇「私的時間」を多く入力する第一の理由 ◇「私的時間」を多く入力する第二の理由 2。「私的時間」制度の「前近代性」と「違法性」 ◇その前近代性 ◇その違法性Ⅲ 「みなし労働時間制」という名の労働時間「ひったくり」 1。「ひったくり」その1「裁量労働制」 ◇日本興亜損保の「企画業務型裁量労働制」 ◇適用者の範囲 ◇異常に多い管理監督者 2。「ひったくり」その2「事業場外労働制」 ◇損保ジャパンの「事業場外労働制」 ◇その適用者と管理監督者 3。「絶対的剰余価値」および「相対的剰余価値」の生産 ◇正規労働者の労働時間管理の「二極分化」 ◇「絶対的剰余価値」の生産 ◇「相対的剰余価値の生産」 ◇「必要労働時間」の短縮 ◇マルクスの指摘と今日の労働時間問題Ⅳ 社会の健全な発展と労働時間短縮 1。労働時間問題の今日的論点 ◇日本経団連の思惑 ◇八代尚宏氏の見解。 ◇労働時間をめぐる今日の議論の中心 2。雇用問題と「企業の社会的責任」(CSR) ◇品川正治氏の見識 ◇企業の社会的責任(CSR) ◇真の国際競争力とはおわりに ◇三メガ損保体制の下で ◇今問われる雇用責任 ◇Walk the talk以上。質疑応答では、4人の方から発言がありました。それぞれの職場からの報告もありました。充実の時間だったと思います。感想文を少し。「マルクスの思想の話をお聞きしたかったので、とてもよかった。また、このような講座があれば、お願いします」「時短闘争は思想闘争だと改めて感じた。裁量労働時間と成果主義。強制された自発性を生むということが良くわかった」「まったく知らないことばかりで新鮮でした」「“企業の社会的責任の役割を担いうるのは労働者”という言葉にはっとさせられた。損保産業の生々しい実態や、その中でいかに労働時間と賃金の関わりと、その一体化、資本主義のゆくすえがわかる内容でした。ありがとうございました」
きょう(22日)の夜は、岡山市足守のもみの木保育園に。昨年6月から開始した、職員学習会の2年目、「社会発展史」学習会も、今月で最後の10回目。すごいね。向かう途中、夕日がきれいに見えました。いつ来ても、「あれ、こんなふうだったかなー」と思うほど、変化の激しい園庭です(笑)。学習会前の夕食時間。この1年も、おいしいものをたくさん頂きました。ありがとうございました。講義は、「社会発展史・まとめ」ということで、これまでの講義のポイントとなる「考え方」をあらためてふりかえりました。あと、若干、未来社会論のポイントを解説しました。でも中心は、保育にたずさわる人として、社会発展史を学ぶ意味について投げかける講義にしました。社会の次の担い手を育てるのが保育者であるならば、その社会をどう生きるのか、どのような社会をつくるのかを、社会に生きる先ぱいとして、やはり真摯に向きあうことが大事だと。そのためには、しっかり学ぶことと、集団のなかで自分をつくっていくこと、社会の問題に関心をもち、働きかけることの大事さを強調しました。感想交流も、いつも楽しくできたと思います。1年間、たいへんおつかれさまでした。また、おじゃますることもあるかと思いますが・・・。どうぞよろしくお願いいたします。
よーくみると、分科会やオプショナル企画の内容もほぼわかります。「調整中」のところもありますが。倉敷美観地区のイラストなどは、すべて岡田しおりさんがわざわざ倉敷集会のために描いてくれたものです。感謝!!
全国学習交流集会in倉敷(10月6日~8日)に向けて、第1弾仮チラシの表をつくってみました。(内容の詳細を書いた裏面は明日つくります…)まだ、「仮」ですので、ご意見募集中です。カラー版です(印刷するときは、もちろんカラーは無理だけど)。
ソワニエ読書日記5冊目。以下、つぶやきメモ。『心と絆といのち-私の看護実践論』(村松静子、看護の科学社、2011年)【読んでのつぶやきメモ】*1947年、秋田生まれの著者。看護実践にこだわり、在宅看護の分野に関わり続け、看護とは何かを追求している。2011年に第43回フローレンス・ナイチンゲール記章受章。*月刊誌『看護実践の科学』の1998年1月号~1999年6月号まで連載したものを、本にしたもの。*120ページほどの本なので、わりとサクッと読めます。村松さんの実践経験と、そのまとめ的な本。*目次は以下。①看護のプロとしての自覚と責任②「相性」を乗り越えた看護実践③看護実践における「出会い」④看護本来の意味は看護の受けての満足⑤看護のプロが行う環境づくりとは⑥患者と心を通わせ合い、ともに築く「絆」⑦患者さんの失われた意欲を呼び起こすために⑧向かい合う看護⑨在宅看護実践の本来あるべき姿⑩看護に役立つ情報とは⑪看護実践の方向性⑫時代に即した真の看護実践を⑬ありのままに書きとめた記録が語る情景⑭看護のプロに必要なもの⑮看護は死に逝く人とその家族の心情に近づける⑯本心を手紙で伝える⑰看護の視点から考える脳死・臓器移植⑱看護行為に一貫して責任をもつ“一人開業” 「看護実践の温もりは、苦しむ人すべてに向けられる。そして、看護を必要としている状況を見過ごすことなく、的確に行動する。決して出しゃばるのではない。温もりを絶やすことなく、真摯に向かい合うのである」(93P)
きょう(21日)の午前中は、ソワニエ看護専門学校の5回目の授業でした。読書日記は『心と絆といのち』。感想文紹介をしたのち、今日の本題「人間の言葉について」。◇人間は知性(考える力)をもっている。◇言葉の役割◇言葉なしには考えることができない◇そもそもなぜ人間は言葉を獲得したのか◇書き言葉の開発◇書くことが自分自身の成長に◇日常のなかでの言葉の使用頻度◇本を読むことで語彙が豊かに◇豊かな言葉を獲得できると、豊かにものごとを考えるベースに◇人間の喜怒哀楽を表現する言葉いろいろ◇「痛み」にはどんな表現があるか、考えてみよう◇言葉は、人を励ましもするが、傷つけもする◇医療従事者の言葉◇言葉は自分を方向づける◇言葉は社会を反映する◇投げつける言葉◇日常使っている言葉が、人格をつくっていく◇どういう言葉をもって、患者さんと向きあうかという感じでした。みなさん、受けとめもまずまず。これまで何回も「本を読むことの大切さ」を強調しているので、「読みたい」「読む努力をしたい」という感想文も目立つように。看護学生時代に、専門書以外で、ぜひ100冊は読みましょう。せめて月に3冊。がんばろう。あと、「どんどん」という痛みがあるんですねえ。勉強になりました。やっぱ授業は楽しいな。
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