ソワニエ読書日記5冊目。
以下、つぶやきメモ。
『心と絆といのち-私の看護実践論』(村松静子、看護の科学社、2011年)
【読んでのつぶやきメモ】
*1947年、秋田生まれの著者。看護実践にこだわり、
在宅看護の分野に関わり続け、看護とは何かを追求
している。2011年に第43回フローレンス・ナイチンゲー
ル記章受章。
*月刊誌『看護実践の科学』の1998年1月号~1999年
6月号まで連載したものを、本にしたもの。
*120ページほどの本なので、わりとサクッと読めます。
村松さんの実践経験と、そのまとめ的な本。
*目次は以下。
①看護のプロとしての自覚と責任
②「相性」を乗り越えた看護実践
③看護実践における「出会い」
④看護本来の意味は看護の受けての満足
⑤看護のプロが行う環境づくりとは
⑥患者と心を通わせ合い、ともに築く「絆」
⑦患者さんの失われた意欲を呼び起こすために
⑧向かい合う看護
⑨在宅看護実践の本来あるべき姿
⑩看護に役立つ情報とは
⑪看護実践の方向性
⑫時代に即した真の看護実践を
⑬ありのままに書きとめた記録が語る情景
⑭看護のプロに必要なもの
⑮看護は死に逝く人とその家族の心情に近づける
⑯本心を手紙で伝える
⑰看護の視点から考える脳死・臓器移植
⑱看護行為に一貫して責任をもつ“一人開業”
「看護実践の温もりは、苦しむ人すべてに向けられる。
そして、看護を必要としている状況を見過ごすことなく、
的確に行動する。決して出しゃばるのではない。温もり
を絶やすことなく、真摯に向かい合うのである」(93P)
コメント
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