『オレたち花のバブル組』(池井戸潤、文春文庫、2010年)
また一気に読んでしまった。
おもしろいねえ。
『オレたちバブル入行組』の続編。
『先生はえらい』(内田樹、ちくまプリマー新書、2005年)
先生論かと思いきや、
ほとんどコミュニケーションの話。
内田さんの文章って、7~8割が
わからないというか共感できない。
ただ、残り2~3割が、
目からウロコというか、
切り口が新鮮なのです。おもしろいね。
『心をたがやす』(浜田晋、岩波現代文庫、2010年)
う~ん、まあまあかなあ…。
精神科医である著者の
エッセイ風読みもの。
患者さんの話が多く、
いろいろ考えさせられる。
『これからの広告人へ』(笠松良彦、アスキー新書、2013年2月)
どんな分野でも、その道の一流の人の
仕事ぶりや問題意識を知ることは有益。
「広告とは、科学と芸術の高度な融合」に、
納得。
私たちのさまざまな宣伝活動へのヒントも。
「コミュニケーションとは、温度を伝えること」。
『なにが目的か?国家公務員の解雇
ー年金の安心を堀り崩す社会保険庁解体を問う』
(全労連・国公労連・全厚生闘争団編、学習の友社、2013年2月)
どっからどーみても、
合理性と根拠のない解雇。
日本が解雇大国になるのを
食い止める意味でも
一連の裁判闘争、ほんとうに大事だ。
『歴史から学ぶ』(不破哲三、新日本出版社、2013年1月)
といっても、「はじめに」以外はぜんぶ
2回目だけど、まあ凡人なのできれい
さっぱり忘れていたところ多数。
再学習となりました。
明治維新以後の日本の国家権力の
「人間性の欠如」という特性は、
いまも見事に継承されている。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。