きのう(9日)は、久しぶりに平日に休みをとって、
体は少々疲れていたけど、「どこかにリフレッシュに行こう!」と考え、
前日に目星をつけた瀬戸内海の島に突撃ひとり旅をすることに。
島旅人生は続くのでありました。
朝、早島駅から電車に乗って児島駅まで。
そこから徒歩5分で児島港に。ここから、
塩飽(しわく)諸島(香川県)の、本島(ほんじま)という島に
旅客船が出ているのでありました(これも前日調べて知った)。
9時30分、
この旅客船に
乗って、出発!
本島往復
1,180円なり。
瀬戸大橋をくぐって、
船はざぶんざぶんと進みます。
ひろーい空と、
見事な雲。
瀬戸大橋も
映えますな。
20分で本島に到着。
本島は、周囲16キロの、まずまずの大きさの島でした。
しかし、例のごとく、ほとんど予備知識なし。
これが逆に、楽しいのでありますが。
島におりて、さあどうしよう、
と思っていたら、
すぐ目の前にレンタサイクルが
ちゃんとあるではないですか。
1日500円なり。
これで移動手段はOK.
さて、まずどこに行こうかと、港にあった
島の地図をしげしげと眺めました。
地図ももたない無謀旅でした。
地図を眺めると、どうも北東に
観光地そうな地区があるので、
まずそこから攻めてみるかと、自転車で向かいます。
島の東を
ぐるっと
走ること20分。
笠島という
地区に着きました。
どうも町並み
保存地区に
なっているところ
らしい。
古い建物が
きれいに
並んでいました。
しばらく町並みを
味わいながら
ゆっくり歩きました。
で、この写真の
左側の家が、
町並保存センターに
なっていたので、
入ってみることに。
200円なり。
町並保存センターに入ると、年配の女性がいて、
まずお茶を出してくれ、その後30分以上、
マンツーマンで、この笠島地区の歴史や特徴について
丁寧に説明をしていただきました(感謝!)。
この笠島地区は、国の「重要伝統的建物群保存地区」に
選定されており、戦国~江戸時代に、
瀬戸内海をブイブイといわせた塩飽水軍の
本拠地(城下町)だったそうです。
笠島地区の東に、塩飽水軍の城跡があるそうです。
その名残りで、江戸後期の建物が13棟、
明治時代のものが20棟ほど残っているのだとか。
よくテレビドラマや映画のロケ地としても使われてると、
説明していただいた女性から教えていただきました。
予備知識まったくなしの島訪問だったので、
「ほ~」「は~」「へ~」の驚きの連続でありました。
こんなところに、こんなステキな場所があったとは。
また、空き家になったところで、民泊もやっていて、
その家の中まで案内してくれ、とてもリーズナブルな値段だし、
「これはいい!合宿なんかで使える!」という
うれしい大発見もありました。
さて、発見と興奮の笠島地区での1時間を過ごし、
ふたたび自転車で島をぐるっとまわってみることに。
けっこうなアップダウンもあり、
久しぶりに体に負荷をかける
運動になりました。
1時間ほどで、島を1周しました。
港に戻って、おそらく島で唯一の
昼食が食べられるレストランに。
メニューに悩みましたが、
ここは椎名誠さんに習って、
カレーライスとビールの黄金コンビに。
いや~このカレーライスの器も、
いわゆるカレーの器でした(笑)。
この真っ赤なふくしん漬けは、着色料たっぷりなので、
手をつけませんでした。真っ赤なふくしん漬けには気をつけましょう。
さて、昼食を食べ終わり、時間は13時前。
自転車1周で目星をつけた、港近くの海水浴場でのんびりしようと、
向かいました。
もってきていた1人用ビニールシートをひいて、
ごろんところがり、昼寝。読書、そして昼寝。
基本、ウトウトしながら
のんびりしていると、
「にゃ~」とかわいらしい声。
白ねこさんでありました。
またしばらく昼寝をしていると、
暑くなって目がさめました。
それまで曇りがちだった空が、
カラッと晴れに。
しずしずとビニールシートを
木の下にもってきて、
日陰でまたしてもゴロゴロ…。
結局、3時間ほど、この砂浜に
いました。
3時間、私の他に人はおらず…。
のんびり波の音を聞けました。
さて、16時ごろになり、晴れてきたので、
別の目的地へ。
「塩飽勤番所」という島の歴史が学べる資料館が
あったのですが、行ってみると、16時で閉館…。
この日、最大の失敗事でありました。
すごすごと自転車をこぎなおし、島随一の展望所に向かいました。
さきほど訪れた笠島地区から、急な山道を登ること約10分。
遠見山展望台というところでした。
到着!
瀬戸大橋と
島々がよく見えました。
晴れて
よかったぁ~。
岡山、
児島方面。
展望台で
1時間半ほど
過ごしました。
だんだん瀬戸大橋が
夕陽色に
なっていきました。
展望台からおりて、
自転車で港方面に帰っていくことに。
なんで島にはこんなに
ねこが多いのだろう。
海が近いからでしょうか。
この日だけで、
20匹くらい出会いしまた。
だんだんと
日没が近くなってきました。
瀬戸内海は、やっぱり
独特の風景の
美しさがあると思います。
夕陽にそまる
瀬戸大橋を
アップで撮影。
電車が
走っているの、
見えますか?
瀬戸大橋は、
もちろん人工物だけど、
なかなかどうして、
こうしてみると
形がアートですね。
さて、港に戻って、船を待つことに。
待っている間も、自然の美しさに心癒されました。
光がつくりだす
美しさって、
圧倒的な気がします。
ただただ、
見とれます。
西の方を眺めると、
空が
不思議な光に
つつまれていた。
なんか、ほんと、
すごかったなぁ。
香川方面。
丸亀のあたりの
灯りです。
香川へ向かう
フェリー。
児島には、人しか
乗れない旅客船しか
走ってません。
すっかり夜に
なりました。
19時10分の船で本島をはなれ、
児島へ向かいました。
自転車と歩きで、体力をずいぶん使い、少々疲れましたが、
島の歴史や風景にふれ、いいリフレッシュになりました。
本島、いい島でした。
次はどこの島に、いこっかなー。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。