なんか最近やたらと岩波ばっかり読んでますな。
日本に岩波書店があってよかったとつくづく思います(笑)。
『読書と社会科学』(内田義彦、岩波新書、1985年)
いくつか「なるほど」と思った
ところがあるのですが、
とくに、集団学習のなかでの
「聴く力」の大切さについて。
これは良かったです。
とくに学習運動なんかは、集団学習を
組織していく運動なので、討論のなかでの
認識の発展における、「聴く力」の役割は
大きいと思いました。
まあ、学習会だけじゃないですけどね、これは。
『原爆体験-6744人・死と生の証言』(濱谷正晴、岩波書店、2005年)
なるほどこういう視角からの
深まりも可能なんだなぁと思う。
被爆者の証言の言葉のデータベース化…。
しんどい作業だけれど、研究グループの執念だと思う。
原爆体験は、けっして「受忍」できるものではない。
そして、
被爆者の生きる支えになったものはなんだったのか。
原爆体験の思想化。
人間を押しつぶそうとする核兵器とのつばぜりあい。
地道な「被爆の実相普及」こそ、
核廃絶へのたしかな道…!
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