第4講義があり、15名が参加しました。
なんとか先週よりは参加数も若干回復。
講義前のワンポイント講座では、
大阪出身のMじゅんくんが、自分史を語ってくれたわけですが・・・。
現代青年の苦難を凝縮したような人生に、ガクゼン。
まあ、ほんとうにびっくりでした。
とっくに人生に絶望してもおかしくないような境遇の彼が、
みずから「これが人生の大きな転機となった」と言ったのは・・・。
2年前岡山で派遣切りにあい、住むところもお金もなくなったそのとき、
親身になって相談にのってくれた人たちとの出会い。
そして若い仲間たちとの出会い。また、学びたたかう組織との出会いでした。
さて、講義は、今期労働学校の運営委員長でもある、
眞鍋彩紀さんが講師。もちろん、労働学校初講師です。
たぶん、岡山労働学校史上、最年少講師です。
ぼくも、労働学校初講師は30歳ぐらいだったような。
すごいゾ!
講義テーマは
「“子どものしあわせ”を描き続けて―いわさきちひろの絵と心」でした。
眞鍋さんは、O山大学の卒業論文で「いわさきちひろ」を
テーマにしたというぐらい、ちひろを敬愛しているのであります。
この日も、初講師とは思えない落ち着きぶりで、
ちひろの人生をたどりながら、
女性の自立、結婚、社会進歩の活動、反戦の思い、
そして子どものしあわせについて、
とても想いが伝わるお話をしてくれました。
絵本の朗読も好評でした!☆
いやー、しかし、ほんとうによく知ってますね。ちひろのこと。
ぼくは全然知らなかったので、発見の連続。すごく面白かったです。
もっと詳しく知りたい方は、
眞鍋さんの講義レジュメをご覧ください(PDF)。
Chihiroをダウンロード
参加者の感想を以下に。
「いわさきちひろの絵には、平和への願いが
つまっていることが分かりました。かわいい絵に
強いメッセージが込められている」
「子どもたちに、しっかりと大人としての責任を
果たしていきたい。岩崎ちひろのようにそれ
ぞれのステージで、がんばりたい」
「昔、絵本をもっていたし、ちひろの絵も知って
いたけど、岩崎ちひろ自身のことはほとんど
知らなかった。画家で、お母さんで、活動家の
妻で、少女のようで、いろいろな顔をもって
いる人だなーと思いました。眞鍋さんの朗読は
とてもステキ☆でした。童心にかえりました」
「共感するところがあり、ちひろのイメージが
変わった。かわいいけど、芯のある人だと思った。
ちひろって、善明がすっごい好きなんだと!!」
「はじめて、いわさきちひろさんについてのお話
をきかせて頂きました。絵のイメージのままのよ
うな、そうでなかったような・・・。今まで知らな
かったちひろさんのことを知ることができてよ
かったです。ありがとうございました」
「いわさきちひろは、大好きだったので、今日の
講義は楽しみにしていました。とてもわかりやすく
眞鍋さんの思いもすごく伝わってきて良かった
です。絵本の朗読も良かったです。かわいい、
やさしい顔の子どもの対極にあるのが戦争だと
思います。『愛情と怒りはまさに表裏一体なのです』
という言葉が印象的でした。善明さんとのラブラブ
話も熱くて良かったなあ・・・」
なごみには11名が参加。
わたくしは、ご飯を控え、
ラッシーを飲みました。
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