【8月7日(土)】
ひとり旅4日目。徳之島2日目のはじまりです。
5時20分起床。海岸へ散歩。
もちろん、朝の空気を味わうため。
夜明け前。風強し。
刻々と変わる空の色と雲。
この空気感が、やっぱり好きです。
結局、日の出は雲にさえぎられて見えませんでしたが、
この雲が、よかったね~。
6時すぎ、民宿に帰る。7時の食事まで読書。
『麦酒泡之介的人生』を読み終える。
椎名誠のような旅がしたいなーと、あこがれつつ。
今回はカレーとビールの組み合わせはなかったな、結局。残念。
7時から朝食をいただく。
ごはんおかわり。お腹いっぱい。
「これはお昼いらんなー」と思う。
8時、「ゲゲゲの女房」を見る。
このドラマ、見逃したのはこれまで数回ですからね。
完全にはまってます。おもしろいんだもん。
8時45分、自由に乗ってよいと言われた軽四ちゃんで、いざ出発。
この日は島の北部(天城町と徳之島町の北部)を攻めてみました。
9時過ぎ、天城町の「ユイの館」に。
「ユイ」とは、共同・労働力の交換という意味だそうで、
まあようするに、お互いさま、助け合い、協力し合う精神の
ことだそうです。それがこの島の根底にあるわけであります。
ここでも、島の自然文化や歴史を学べる展示物がたくさん。
ふむふむと、見てまわりました。
これは、平土野地域の闘牛場。今は草ぼうぼうですが。
日常的に闘牛が行われているというわけではないのであります。残念。
沖縄のガマに似ている雰囲気の洞窟もありました。
こちらは、徳之島空港近くにあった、特攻平和記念碑。
観光パンフレットには、
「旧陸軍飛行場の跡で、太平洋戦争における本土防衛最後の
砦として、沖縄決戦に出征する特別攻撃隊の中継基地となり、
大空に散った勇士の英霊を祀った碑です」と書いていました。
特攻攻撃に対する反省は、残念ながらどこにもありません。
さらに北へ。なかなか眺めのよい場所。
さらに北へ。
これは、シドニー五輪でマラソン女子金メダルをとった
高橋尚子さんが、この徳之島の北部で合宿をしていたことから、
その練習コースが
「尚子ロード」と名づけられているのです(約31キロのコース)。
これは、たぶん高橋尚子さんの座右の銘だと思われます。
「何も咲かない寒い日は 下へ下へと根を伸ばせ
やがて大きな花が咲く」
うーむ。これは良い言葉だ。
さて、そうしてウロウロとドライブをしながら、今日の最大の
目的地、与名間(ヨナマ)ビーチへ。10時30分頃到着!
この日は、ここで泳ぐことを最大の歴史的使命として
やってきたのであります。どうも観光パンフレットなどを
みると、ここが一番シュノーケルには適していそうだったので。
トライアスロン大会の水泳が行われる海岸でもあるようです。
今年は、すでに大会は終わっているはずだったのが、
口蹄疫の問題で、延期になったそうで、まだこれからということでした。
さっそく水着に着替えて、シュノーケルをすることに。
(もちろん、シュノーケルセットは岡山から持参してました)
土曜日だったこともあり、私のほかに泳ぎに来ていた人が
10数名いたでしょうか。
最初、手前のほうを泳いでいても、珊瑚も魚もあんまりいないなーと
思っていたら、
写真のごつごつとした岩場のあたり、さらにそれをこえて
向こう側に行くと、いるわいるわ、色とりどりの魚や熱帯魚たち。
沖縄の海と、変わりませんね、ほんと。
ここでは、とくに小さな小魚の群れが、印象に残りました。
動きがおもしろい。
残念ながら、海中写真はありません!(涙)
水中でも使えるようにデジカメを用意する時間がとれませんで・・・。
ほんと、楽しかったんですけどね。
魚とたわむれるって、すごく非日常です。
海中で、時間の流れも違い、魚を見ているだけで、幸せなんです。
約1時間ちょっと、シュノーケルを楽しみました☆
11時40分、ふたたび着替えて、ヨナマビーチをあとにしました。
さらに徳之島の北部探索はつづきます。
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