きのう(6日)は、私もなぜか会員になっている、
関西唯物論研究会の例会で、報告をすることに。
新幹線で新大阪に12時前に着き、
そこから吹田へ。
時間が若干あったので、喫茶店で若干の読書。
13時前、吹田勤労者会館に到着。
なぜか、プールがありました。
いつも労働学校などで使っている岡山の勤労者福祉センターにも
プールがあれば、泳ぎにいけるのに! うらやましい。
さて、今回の例会は、「労働者・市民と哲学」という
テーマで、労働者・市民の学習運動に関わっている人から
報告をうけ、交流と意見交換をしようというものだったようです。
例会の司会は、いつもお世話になっています、
中田進さん(関西勤労者教育協会講師)でした。
お一人目の報告者は、槙野理啓さん。
大阪府立の現役高校教諭でもあり、
関西勤労者教育協会で講師活動を旺盛にされています。
槙野さんです。約1時間報告されました。
「弁証法的唯物論の基礎と実践」というテーマでした。
関西労働学校で実践されているカリキュラムや内容を
紹介されながら、とくに最近議論になっているところや、
工夫点など語られていて、とても参考になりました。
とくに、講義のときと、文章として書くときの、
理論教育のアプローチ方の違いについては、
私はまったく意識していなかったところで、新鮮でした。
で、私の報告に。こちらも1時間。
「若い人へのアプローチ-運動家としての立場から」
というテーマでしゃべりました。
まあ、研究者のみなさんの前で理論的な問題について
話しても恥をかくだけなので、日々の実践の話をずっとしました。
というか、それしか話せないので。
実力以上のことはできないのであります。
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その後行なわれた意見交流など聞いていると、
なかなか好評?だったようで、ホッとしました。
研究者のみなさんにとっては、新鮮だったのかもしれません。
意見交換では、
「“いまごろの若者はダメだ”という研究者がいるのだが・・・」
「内部矛盾と外部要因との関係の整理が必要」
「対立物の統一と闘争の言葉について」
「若い人が視野を広げるためには・・・」
「労働法を学ぶことの重要性」
「偶然と必然の問題について」
などなど、たくさんの意見がだされ、
おもしろいなー、新鮮だなーと思いつつ、
私にとっては貴重な学びの場となりました。
とくに阪南大学の牧野先生は、さすがのご意見・ご指摘でした。
ありがとうございました。
終了後の風景。参加は、17~18名ほどでした。
女性はただひとり、岡山の白井浩子さん(日本科学者会議岡山支部)。
鯵坂真先生にも、めちゃ久しぶりにお会いしました。お元気そうです。
まだまだご活躍いただかねばなりません。
終了後、中田進さん、白井さん、桃山学院大学の鈴木富久教授と、
「ごはんを食べにいきましょう」となり、
吹田の地下街をウロウロ。
目あてにしていたお店が休みだったらしく、その向かいの居酒屋へ入りました。
居酒屋GOROというお店でした(笑)。
1時間ほどあれやこれやと楽しくお話をしました。
鈴木さんは、とってもユニークなお人柄でありました。
ご飯終了後、新大阪まで4人で電車にのって、
そこで私と白井さんは降り、中田さん鈴木さんとわかれました。
中田さんは、このあと絵画のサークルに行くとのことでした。
さすが文化人であります。9月に恒例(?)のヨーロッパに行かれたそうです。
というわけで、楽しく、たいへん勉強になった大阪日帰りでした。
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