きのう(25日)は、足守にある、もみの木保育園の
ものの見方・考えかた学習会の8回目。参加6名。
学習会前の腹ごしらえをみんなで。いつもありがとうございます☆
今回は、「いのちの起源への旅(前半)」ということで、
科学的な世界観を豊かに補強する目的で、
「いのち」の起源をさかのぼる学びをしてみました。
(前回そういう要望が出たことが直接の理由ですが)
最初に、「いのちの起源を学ぶ意味」について押さえました。
そして、ビッグバンから地球の誕生まで、
137億年~46億年前の話を一気に。
そして、地球がどれだけ特別な惑星なのかということも。
レジュメ資料以外に、『Newton』のフル活用でした。
資料はこちら(PDF)→Inochino kigenをダウンロード
私としては、しゃべっていてとっても楽しかったのですが、
普段こういう学びに慣れていない人には、かなり難しかったようで
学校教育で、もっと自然科学を学ぶ面白さを教えないとね。
でも、難しいなりに、みなさんそれぞれなりの発見があり、楽しかったようで。
深遠な世界に思いをはせたあと、
帰りぎわに、足守のきれいな星空をみながら、
ちょっとした感慨にふけった夜でありました。
さて次回は、40億年前の生命の誕生から、ホモ・サピエンスまでの
進化のあゆみを、これまた一気にかけぬけます。
以下、感想文です。
「地球の誕生が星の死によって成り立っていることは
知りませんでした。何百億年という年月をかけて、こうして
今日存在できているということが本当に奇跡なのだと
感じました。過去に思いをはせることで、これから
どうなっていくのかなと考えるきっかけなのかなと
思います。地球が生まれたときには生命が存在できる
ような状態ではなかったけれど、何億という時間をかけ
こうして存在していられるのだなと思いました」
「ひと言で言うと、『なぞ』『ふしぎ』『神秘』。人間の誕生に
星があり、星の誕生に宇宙があり。さかのぼると終わりが
なく『なぞ』だが、その中に『ふしぎ』があり、まさに『神秘』。
考えているとわからないことが多いが、おもしろい話でした」
「今日の話、ただひたすら『ヘェー』『ホォー』と『なぜ??』
ということしか出てきませんでした。無からはじまるビッグバン。
というより、無とは??どんな状態?なぜすべての星は
丸い? 偶然性と必然性の中で『今』の一瞬を生きているん
だなぁと想像できないけど思いました。こういうことを学び、
自分の枠が少しでも広がったらいいかな? 歴史(昔)を
知るから、今があり、未来が想像できる(いつか地球も太陽も
なくなる)のだと・・・。」
「今日の話はとても難しく、理解できないところばかりです。
しかし地球ができたこと、その中で様々な生命が進化して
きたことは、とてつもなく長い年月の中でたくさんの奇跡が
おこった結果が現在なのだなと思いました。ビッグバンが
おこったところから宇宙は膨張しているとか、原子とか、
想像できない世界だなぁと思いました」
「自分がいつも考えている範囲は自分の目に写ったものや
耳で聴こえる範囲で宇宙的視野で考えれば悩みなど無に
等しいものなのかもしれないです。まして戦争などしている
人間、おかしいですね。
本当に人間はすごいですね。これだけ宇宙を解明している
のですから・・・。今日は生命、「いのち」がどれほど奇跡的な
存在かということはわかりましたが、壮大すぎてやはり私の
貧しいイメージでは、ふしぎの世界でした」
「人間の生活や文学の中にいつも、星、太陽、月のことは
日常を超越したものとして存在していたのでしょう。人間は
誕生した時から、ずーっと星、太陽、月と生き続けてきた
のですから、人類としては、ホモ・サピエンスとしては、
20万年観察していたのですから、一人の認識でははかり
しれないものが蓄積されているのでしょう。また、宇宙、星
から地球が生まれ、地球に人類が生まれているのですから、
きってもきれぬつながりがあるのですね」
コメント
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