年末だったか年始だったかに
NHK教育で一気に12回分放映され、録画しておいた、
ハーバード大学で行われた、サンデル教授の
「正義とは何か」の白熱教室! を今、ちょっとずつ見ています。
サンデル教授って、とってもやさしいんですよ。
自分と違う意見の学生の意見も、ほんとうによく聴いてくれて、
「おもしろい意見だ」「ありがとう」って
さいごにちゃんとお礼を言いますからね。
学生の名前も聞いて、ちゃんと名前で会話する。すごいね。
自分の意見をバカにされない、ちゃんと認めてくれる。
これは意見を言いやすい空間をつくるうえで、とても大事なことだ。
内容も、とっても、おもしろい。
きのう見たのは、ジョン・ロックの自然権思想や「同意」の問題。
これはアメリカ独立宣言にも書き込まれ、
日本国憲法にも通じる議論。おもしろい。
岡山大学を昨年退官された小畑先生も、
憲法の話をするときは、ロックの議論を紹介しますからね。
あらためて、
ロックそのものを、ちゃんと読まなきゃと思いました。
国家による所得の再配分は、高額所得者からの「盗み」とする
リバタリアン(自由主義至上主義者)の主張は、
竹中平蔵そのものだなあと思いながらみる。
サンデル教授の議論は、現代の課題ときりむすばれている。
それにどう対峙していくのか。
今後の議論がすごく楽しみです。
でも、全部で12時間もあるんだよな~。
いつ見終わるんだろうか。
うちもVHS絶賛稼働中ですw
投稿情報: ともき | 2011年2 月18日 (金) 15:40
OK!
でも、うちDVDじゃなくて、
いまだにVHSなんですが、それでもよければ・・・。
投稿情報: 長久 | 2011年2 月17日 (木) 20:24
見終わったら貸してください!
マイケル・サンデル教授は以前から気になってたんですよ♪
投稿情報: ともき | 2011年2 月17日 (木) 17:36