きょう(6日)は、午前11時から、
倉敷医療生協労組のパート部大会での学習会に。
倉敷市真備にある、お魚料理のお店でありました。
まあ、ご飯をたべながら、交流もしようということでしょう。
学習会が終わって、さあこれから料理を食べようとする状況の図。
あ、私も料理いただきました。ごちそうさまでした。
私は、11時から12時までの1時間、
「歴史を動かすのは、私たち1人ひとり」というテーマで話。
エジプト情勢の話から入って、
日航の整理解雇問題、航空労働者のたたかいの教訓、
日本の女性の地位、女性の賃金・雇用差別、
非正規労働者の状況、女性と貧困、世界の到達点、
なぜ日本の女性がこのように例外的な状況におかれているのか、
女性差別撤廃委員会の勧告、などなど。
さいごに、女性自身が声をあげていくしかない、学びを大事に、
という感じでした。
後半の話をするにあたっては、
この『女性白書2010』(ほるぷ出版)が
とても役立ちました。
ここ数年、毎年この女性白書買ってますが、
いざというとき(笑)、たいへん使えます。
女性のみなさん、ちと値段は高いですが、
買って読みましょう。
そういえば、
「2020年までに、指導的地位に女性を30%」
の目標をかかげた日本政府ですが、
1月に発足した菅内閣の閣僚22人のうち、女性はたった1人だけ。
きのうも、社会保障と税のあり方を検討する
「集中検討会議」の初会合の様子がテレビで流れていたので
じーっとみてみると、20人ぐらいいたメンバーの中に、
これまた女性は1人だけ。
もうね、はっきりいって気持ち悪いんですよ、男ばっかりで。
この様子を「異常だな」と思える国民が増えないといけませんね。
この内閣には、政策決定の場に女性を参加させるという
意志はまったくないようです。民法改正も結局棚上げ状態だし。
そんなことも、講義では話をしてみました。
「元気が出た」「すーっと入ってきた」との感想をいただきました。
ありがとうございます。
参加されたみなさん、おつかれさまでした。
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