最近読み終えた本。
哲学本とねこ本です。
『形而上学(上)』(アリストテレス、出隆訳、岩波文庫、1959年)
「すべての人間は、
生まれつき、知ることを欲する」
で始まる、
アリストテレスの代表著作のひとつ。
難解だが、雰囲気はわかったような。
非常に緻密に「知の方法」を考えた人。
『形而上学(下)』(アリストテレス、出隆訳、岩波文庫、1961年)
やはり難しいので、
読んだというよりは、眺めた、という感じ。
ギリシャの哲学者たちの名前もよくでてくる。
プラトンのイデア論批判も。
『唯物論の歴史』(西本一夫、新日本新書、1970年)
自宅の本棚で10日ほど前に
「あ!こんな本がある!!」と発見(笑)。
いままでなんで気づかなかったんだろ。
私、買った日付を本にメモするんですが、
98年3月13日でした。
「23歳のぼく、えらい!」と褒めてあげたくなりました。
だって、すごーく労働学校の講義に役立ちそうなので。
本自体も40年前のものですが、活躍してくれそう。
『キリスト教の歴史』(小田垣雅也、講談社学術文庫、1995年)
これもダダダって眺めたという感じ。
2000年以上の歴史を、
すごくコンパクトにまとめられていて、よかった。
やっぱり、イエスって、史実的に確かめられる
ことって、本当に少ないんですね。
ちゃんとマルクスも登場してきましたよ。
『ニッポンの猫』(岩合光昭、新潮文庫、2003年)
癒しの読書です、はい。
事務所の長久文庫にこれからは所蔵されます。
ときどき、眺めたいと思います。
それにしても、猫を撮らせたら、
岩合さんは日本イチでしょう、たぶん。
猫のことをちゃんとわかっている人です。
『旅行けばネコ』(岩合光昭、新潮文庫、2008年)
同じく癒し読書です。
難を言えば、すぐに読み終わってしまうところ。
そうか、やっぱり広島の鞆の浦は
猫の多いところなんだな。また行きたいな。
後半の
「岩合光昭のスーパーネコ写真術」も必読!
ミー子さんも猫好きですか?
猫は偉大な存在ですよ。人間にとって。
投稿情報: 長久 | 2011年4 月21日 (木) 08:50
猫の写真集ほしいです(゜o゜)☆!
ぱらりぱらりと眺めるだけで
ほわわーってなりますよね(゜o゜)♪
投稿情報: ミー子 | 2011年4 月21日 (木) 00:32
ゆみたくん、遠方からありがとう!
キリスト教のこと、いろいろ教えてもらわないといけないですね。
よろしく☆
投稿情報: 長久 | 2011年4 月20日 (水) 17:07
イエスという人物が十字架刑に処されたという記録はイスラエルの遺跡から発見されています。しかし、当時イエスという名前は、日本でいう太郎さんと同じくらいメジャーな名前なので、イエス・キリストなのかは定かではありません。史実として確かめることができないことに人は信仰を見出すのではないでしょうか。
from iwate
投稿情報: ゆみた | 2011年4 月20日 (水) 16:10