相方と、
細谷亮太・徳永進が呼びかける
「鳥取 いのち フォーラム」 (第1回)
に参加して、勉強してきます。
朝9時からの企画なので、今夜、鳥取入りします。
仕掛け人の、
徳永先生。
尊敬する細谷先生と徳永先生のタッグ!
楽しみずぎます。
以下、関連の新聞記事。
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医師や作家、動物学者ら13人が、それぞれの仕事の現
場で見つめてきた出来事を話し合い、「命」について考える
「鳥取 いのち フォーラム」が26日午前9時から、鳥取市
尚徳町のとりぎん文化会館で開かれる。終末期医療に取り
組む同市の「野の花診療所」院長の徳永進さん(63)らの
呼びかけで実現した。徳永さんにフォーラムへの思いを聞
いた。(松田卓也)
フォーラムの開催が決まったのは昨年7月。同市で開かれ
た終末期医療者の全国大会で、徳永さんが、聖路加国際
病院(東京)副院長で小児科医の細谷亮太さんと出会った
ことがきっかけになった。
末期小児がんで闘病生活をする多くの子どもらをみとって
きた細谷さんは、徳永さんと同じく「死を迎える人たちに、医
療は何が出来るのか」を自問してきたという。そんな2人が
意気投合し、「鳥取で命が何かを考えるイベントをしよう」と
フォーラムを企画した。
徳永さんがパネリストの人選などの準備を進めていた3月
11日、東日本大震災が発生。「病気だけでなく、震災や津
波など様々な死と隣り合わせに、人は生かされている」。医
師として多くの死を見てきたが、自然の驚異を目の当たりに
して、改めて命の意味を考えさせられたという。
徳永さんが講演を依頼した医師の菅野武さん(32)は、津
波の被害を受けた宮城県南三陸町の公立志津川病院で、
震災から2日後に自衛隊のヘリで生存者全員が救出される
まで院内にとどまり、救出を待つ患者の治療などに尽力。震
災後、菅野さんが冷静にテレビなどの取材に応じている姿を
見た徳永さんが、「いつどうなるかわからない厳しい状況の
中で治療にあたった菅野さんが命についてどう思ったのか
知りたい」と急きょ出演を依頼。菅野さんも参加を快諾した。
芥川賞作家の川上弘美さん(53)も震災後に参加が決ま
った。福島第一原発事故を受けて、川上さんはデビュー作
「神様」(1994年)に、放射能を意識しながら生活する登場
人物の日常を加筆して再出版した。クマに誘われて散歩に
出かけるという寓話(ぐうわ)的な物語に、「線量計」「放射線」
などの言葉を加え、目に見えない恐怖を表現した。
徳永さんは「命や死は目には見えない。同様に姿が見え
ない放射線の恐怖を表現した人に語ってほしい」と参加を依
頼。川上さんは「今ここにある不思議」と題して講演する。
ほかにも、ゴリラの研究で著名な霊長類学者の山極寿一・
京都大教授(59)や各地で終末期医療に携わるカウンセ
ラーや看護師らがそれぞれの思いを語る。
徳永さんは「震災後、誰しも命とは何かを自問する機会が
増えたと思う。各分野の第一線で活躍している人から話を聞
き、一緒に命について考える機会にしたい」と話している。
参加費は、事前申し込みの場合が4000円。当日は
5000円。問い合わせは野の花診療所(0857・36・0087)へ。
(2011年11月23日 読売新聞)
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