最近読み終えた本。
どれも読みごたえがあって、
じっくりと紹介したい本たちですが、
ちょっと時間がなくてあせっていますので、
ツイッターで書いたことをそのまま掲載!!
すみません!
もっとこまめに書くべきですね
『裁判官はなぜ誤るのか』(秋山賢三、岩波新書、2002年)
問題は裁判官個人の資質や姿勢ではもはやなく、
構造的に日本の司法に欠陥・ゆがみがあるということ。
裁判官は、もっとも誤ってはいけない人だからこそ、
それを防ぐシステムと体制、
自由な討論と表現ができる保証が必要。
『憲法が教えてくれたこと-その女子高生の日々が輝きだした理由』
(伊藤真、幻冬舎ルネッサンス、2012年)
伊藤さん、いつものように分かりやすいね。
それにしても、憲法の言葉のやさしさには、
まったくいつも感動ですよ。
憲法の言葉を、自分の言葉として生きていきたい。
『対論・普天間基地はなくせるー日米安保の賛成・反対を超えて』
(伊波洋一・柳澤協二、かもがわブックレット、2012年)
たいへん勉強になりました。
多くの人に読まれるべき。分量もお手軽。
『「ナヌムの家」にくらし、学んで』
(村山一兵×石川康宏ゼミナール、日本機関紙出版センター、2012年)
日本軍「慰安婦」問題を接点とする、交流と共同の記録。
模索しながらも、関係のなかで自分(たち)の役割、
日本社会のあり方と向き合う姿勢。ぜひ読んでほしい。
『3・11生みの苦しみによりそってー原発震災と登校拒否』
(高垣忠一郎、かもがわ出版、2012年)
うーん、まあまあかな。エッセイのような感じ。
車が人間にもたらした価値観や発想、
という話は「なるほど」と思った。
ぼくも車はキライ(~_~;)
『ミボージン日記』(竹信三恵子、岩波書店、2010年)
連れ添った夫さんに、突然死なれた著者の、
「ヤケクソで書きつづった、ヤケクソの自己観察記録」(あとがき)。
共感するところばかりで、非常によかったです。
『ぶらりニッポンの島旅』(菅洋志、講談社文庫、2011年)
島旅は、やはりいい。またいろいろ行きたい。
島旅は一生続けたいな。
笠岡の真鍋島もまだ未踏だから、今度行くことにしよう。
『ときどきの少年』(五味太郎、新潮文庫、2012年)
絵本作家の五味太郎の少年時代を回想したエッセイ。
なるほど、やはり一流の絵本作家は、
これだけの洞察力と表現する言葉をもっているのだと、脱帽です。
「少年は見るのが仕事です」(あとがき)ときっぱり。
うなりました。
『サンタクロースの大旅行』(葛野浩昭、岩波新書、1998年)
サンタクロースの歴史と変せんを学べて面白い。
トナカイではなくブタだったとか、こどもを選別してたとか。
アメリカでサンタクロースなったという経過は、なるほどと思った。
最後は北欧とサンタの関係性を学べて深まった。
コメント
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