きょう(7日)の夜は、83期岡山労働学校の
第4講義でした。16名参加。
「おしえて! ぼくらが持ってる働く権利」という
テーマで、
弓田盛樹さん(岡山県労働組合会議事務局員)が、
労働学校の初講師をつとめてくれました!
はじめての講義でも、どうどうの講師姿。
弓田さんは、
最初に自分が活動している岡山県労働組合会議に
ついて、どんな役割と目的をもっているか、
最近の活動はどのようなことをしているのかを紹介。
つづいて、資本主義が生まれてからの
労働者のたたかいの歴史をふりかえりました。
イギリスでの労働組合誕生までの話、
権利としての労働組合活動の自由を勝ち取る
たたかいを紹介しました。
労働者はバラバラでは競争は避けられず、
団結することの意味は、
昔も今も同じだということを強調しました。
後半は、人間らしく働くルールについて、
私たちが実際に持っている権利について解説。
日本国憲法の基本的人権の条項、
労働基準法の基本原則とルール、
最低賃金の問題、
解雇はほんらい自由にできないこと、
パートやアルバイトでも有給はとれることなど、
具体的事例をまじえながら、
ひとつひとつ紹介をしていきました。
途中の、動物愛護法とか、
いま実際にたたかわれている労働争議の
話も、なかなかよかったですね(笑)。
じゃっかん盛り込み過ぎの感は
ありましたが、
初講師として見事なスタートをきったのでは
ないでしょうか! これからが楽しみです。
講義のふうけい。
その後のグループ討論も、
おおいに盛り上がっていたようです。
じっさいの職場の話ができますからね。
以下、感想文です。
「労働組合や権利が労働者のたたかいによって
勝ち取られてきたのだと改めて知った。今ある
権利を当然のものだと思うのではなく、1つひとつを
大切にし、守っていかなくてはいけないと思った。
講義はわかりやすく、様々な話がまぜてあって
おもしろかったです。いろいろ勉強させてもらう
ことが多いなと思いました」
「今回の講義は理論的で例え話もわかりやすく
有意義でした。ありがとうございます。深い交流が
でき、楽しかったです。みなさんの意識の高さに
励まされます」
「労働者たちが団結して勝ち取った権利を引き継ぎ、
守りつつ、さらに発展させていく存在はとても重要」
「講義は少し難しかったですが、抵抗の仕方、
流れなどあって、興味深かったです」
「労働基準法をよく知ることができ、有意義でした。
ありがとう」
「よりよい働き方・働かせ方について、みんなで
話をすることが必要だと思った。解雇。アルバイト
なので、正規の人よりこわい思いがある」
「働く権利って考えたことがなくて、あらためて
権利の大切さがわかりました」
以上!
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