きのう(19日)の夜は、岡山市足守の
もみの木保育園での職員学習会(通算27回目)でした。
憲法学習では7回目。
「国が責任をもって-社会権のはなし」ということで、
1時間ほど話をしました。
社会権の歴史とその性格、
25条~28条、
そして24条をセットでとらえること、
などなど、現実の問題とあわせて解説しました。
感想交流では、
「自由権や社会権の性格がよくわかった」
「これまで先人たちの勝ち取ってきたものが
崩されようとしていることに憤りを感じる」
「知らないことは恐いと思った」
など、よい交流ができたと思います。
25条の歴史の話をしていて、
「大原社会問題研究所」のことについて
少しふれたんですが、
それがけっこう新鮮だったようです。
大原社研は、知っている人も多いと思いますが、
倉敷紡績の大原孫三郎がつくった研究所で、
初代の所長は高野岩三郎です。
憲法制定議会(1946年6月~10月)のときに、
いまの25条1項を憲法に取り入れる役割を
果たした森戸辰男(社会党)も、大原社研で
活動していた人です。
大原社研の歴史や活動について、
あらためて勉強しなおしてみたいと思った夜でした。
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