旧Ⅱ長久啓太の「勉客商売」

『友』５月号もイイ

『経済』５月号も力作で紹介しましたが、
われらが『学習の友』の５月号もイイですよ。

４月号の野村さんの記事に涙したという、
『友』大好きっ子Ｍ鍋嬢は、
「５月号、いいですね☆　すごくいいですね☆」と絶賛。
労働学校運営委員にも「元気のないときに、この１冊！」と
メールを流していました。

 
 



  表紙もさわやかです。








とくに！
「クミアイ、やってるよ」の青年の手記が抜群

それぞれの青年が、ありきたりの言葉でなく、
自分の経験、思いや悩み、そして希望をつむいでいこうとする心持ちを、
見事に個性的に、言語化しています。ぜひ、読んでね。


全体的に、
労働組合をがんばっている人、
新入組合員さん、青年部のみなさんに、手にとってほしい。

特別普及・買い取りの価値アリ、の５月号ですよ。



あ、さっき、とある女子青年から、
「友とります」（定期購読）と突然の電話あり。
やったね

『学習の友』で夢をみる

最近、月刊誌『学習の友』（労働者教育協会）の未来について、
ずっと考えをめぐらせている。
なにをかくそう、いま『友』は部数減による存続のピンチなのである。

先日の労働者教育協会の理事会でも、
『友』のこれからについて、問題提起があったが、
正直、建設的な議論になっているとは言いがたい。
私は、『友』の改革の問題について、その理事会で
思いつくままに発言した。

そんなことも影響したのか、
来年早々に労働者教育協会につくられる『友』の改革プロジェクトの
メンバーに勝手に（笑）入れられ、会議召集がかかるようだ。
東京に行く機会がまた増える（涙）。
しかし、やりがいのある仕事でもある･･･！
なぜなら、『学習の友』の発展は、労働運動、学習運動の
前進強化と、わかちがたく結びついているからだ。
夢をみれるのである。

そして、夢を語るのは、もっと楽しいことである。


きのう（１９日）の晩、とりあえず
改革のための私的メモをつくってみた。

これまで思いついていたものを、いくつかメモをしていくと、
次々に新しい構想、アイデアが浮かんできた。じつに楽しい作業だった。
「書く」というのは、自分の考えを客観視でき、
能動的な作業なため、脳が活発に働くのかもしれない。
かなり充実のイメージづくりができた。

私の改革試案は、かなり思いきったものであるので、
いろいろと意見がでるだろう。
ぜひたくさん議論になればいい。本気の議論こそ、
いまの全国の学習運動に求められている。
この『友』改革の議論と運動をつうじて、
学習運動の新しい団結と前進をつくれると、私は信じている。

そして、必要なのは、攻めの改革である。
このピンチを、最大のチャンスに変えることは、十分に可能だ。
大胆に、そして戦略をもって、
学習運動の未来をきりひらくために、自分の力をつくしていきたい。


そしてまずは、岡山で、
来年の総会までに『友』をどんどん増やしていきたい。
十分できそうな手ごたえもある。


来年も、充実の１年になりそうな予感･･･！！

夢を、どんどん語っていきたい。



「今より少し先の情景が目に見えることを、『未来にはみ出す』こと、
と私は呼んでいます。…『未来にはみ出す』心の働きも、想像力の
ひとつです。…そして、未来の生活に向けてちょっとはみ出す心の
働きは、じつは過去の経験によってきたえられた成果なのです」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（大江健三郎）

「夢を見る力、その夢を信じて挫けぬ力」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（井上ひさし）

 

春闘別冊特別普及を…！

岡山県内の労働組合のみなさん！
『学習の友』の「２０１０年 春闘別冊」の特別普及を
ぜひよろしくお願いします！

 


　　読み合わせ学習などに最適です。
　　情勢学習や、課題別学習も盛りだくさん。
　　ぜひご活用ください。
　　１部400円です！







 
こちらの『２０１０年国民春闘白書』（全労連・労働総研編、学習の友社）は
すでに８０冊ぐらい売れてるんだけどなぁ。
春闘別冊はまだまったく注文がありません・・・！（涙）

 

『友』学習会の魅力

きのう（２８日）の晩は、岡山医療生協労組の
『学習の友』学習会でした（４回目）。



　参加は最終的に７名。
　いつものように青年中心ですが、
　執行委員長のＨさん（看護師）も
　初参加！スバラシイ。




「マンガdeマナブ権利」
「職場に組合活動を（第２回）」
「ありがとう、愛を感じる組合説明会を」

の３つをそれぞれ読み合わせて、
それぞれ感想、意見交流をしました。

『友』学習会の魅力は、気軽に話し合える雰囲気、
そのために、職場の話がポンポンでてくることです。

現場の人の生の声は、専従者人生を歩んでいる
私にとって、とても大切な情報、栄養源です。
労働者の気分・感情を知ることは、それ自体楽しいことですね。


あなたの職場・地域でも、やりませんか？
『友』の学習会。

『学習の友』９月号

『学習の友』９月号の主な内容のご紹介。

【特集：ルールある経済社会を】
　＊ルールある経済社会と労働組合（大黒作治）
　＊資本主義のゆきづまりとルールある社会づくりの展望（今宮謙二）
　＊読者会　働くルールのＡＢＣ（吉崎洋）
　＊働き方の転換で危機の打開をめざす世界（布施恵輔）
　＊無法な職場で声をあげて…（澤田幸子さんに聞く）
　＊マンガdeマナブ権利（編集部）

【その他の記事】
　＊ありがとう、愛を感じる組合説明会を（江口賢＋編集部）
　＊あなたとともに学び隊－ひろがる！『友』の仲間、学ぶつながり

【連載】
　＊職場に組合活動を
　　・第２回「職場は今…労働者の働き方と労働組合のとりくみ」（伊藤潤一）
　＊哲学を哲学する
　　・第３回「弁証法①切り離せない関係」（広島県労働者学習協議会）



三上満さんの「学ぶって、こんなにすばらしい」は最終回でした。

「ありがとう、愛を感じる組合説明会」の座談会が
なかなかおもしろかったです。
若い人の率直な意見がこうして出せるって、『友』の魅力のひとつかも。
他の雑誌にはこういう記事はありませんからね。

すっかり秋の気配

月曜日（２４日）の晩は、岡山医療生協労組で、
『学習の友』をつかった学習会がありました。３回目です。




　会場のコムコム会館から、
　西の空をながめる。

　すっかり秋の気配でした。






　参加は最終的に６名でした。

　青年部から４名参加。
　若い人中心の学習会となっています。
　すばらしい！




『友』の８月号を使い、
総選挙の学習をしたのでありました。

そして、ざっくばらんなトークがくり広げられ・・・。
あっという間に１時間半がたったのであります。

ヨーロッパ並みの労働時間になったらどうなるか、
介護労働者の賃金の低さについて、給与明細の比べっこ、
などが中心的な話題でした。

介護労働者の賃金の低さにはみんな怒り心頭。
すかさず持っていた民主党のマニフェストをみると、
「介護労働者の賃金を月額４万円引き上げる」と書いてあったので、
「これからの運動次第で展望が大きく開けてくる」てなことも、語ってみました。

民主党のマニフェストは、選挙後もきちんと保存しておきましょう。
「こう書いてあるじゃないか」と運動していくことが大事になってきます。


そんなこんなで、雰囲気もよく、わきあいあい。
『友』の学習会はこのくらいの人数が
一番やりやすいですね。

次回は９月２８日です。

『学習の友』８月号＆別冊

『学習の友』８月号＆別冊のご紹介。

【８月号特集：労働者の権利ハンドブック】
　＊働きはじめと労働契約
　＊退職
　＊失業・社会保険
　＊生活保護
　＊解雇・休業・出向
　＊母性保護・セクハラ
　＊労働災害・安全衛生
　＊倒産
　＊賃金・損害補償
　＊労働時間と残業
　＊休日・年休
　＊パート労働者

　＊非正規切り－期間工切り・派遣工切りとのたたかい方（鷲見賢一郎）
　＊働くルールと、その行使に果たす労働組合の役割（工藤和雄）
　＊たたかいのレポート（金融労連・銀産労、大阪・スマイルにしよど、埼玉ユニオン）
　＊人間らしく働くルールをめざし総選挙で政治を変えよう（佐々木昭三）

【連載記事】
　＊新連載「職場に組合活動を」
　　・第１回「職場に元気な組合活動を」（伊藤潤一）
　＊哲学を哲学する
　　・第２回「科学的社会主義の世界観」（広島県労働者学習協議会）





【『学習の友』別冊－なくそう貧困・まもろう憲法・やめよう安保】
　≪目次≫
　目で見る学習：“科学の目”で情勢をとらえる

　第１部「いま日本はどうなっているか」（山田敬男）
　　１．貧困大国日本
　　２．憲法が危ない
　　３．日米安保体制下の日本
　　４．これからの日本と世界

　第２部①「経済危機が引き起こす労働者の貧困」（増田正人）
　　１．アメリカ発の経済危機をどう見るか
　　２．WTO体制と多国籍企業
　　３．貧困大国日本とこれからの日本経済

　第２部②「核兵器を廃絶し、憲法九条を守ろう」（松竹伸幸）
　　１．核兵器の廃絶に立ち上がろう
　　２．憲法九条を力を合わせ守り抜こう
　　３．安保条約の本質を見抜く目を養おう



８月号、別冊とも、
おおいにご活用ください。

『学習の友』７月号

『学習の友』７月号の主な内容のご紹介。

【特集　軍隊は、平和をつくれるか】
　＊北朝鮮の核実験、海賊理由に派兵、米軍移転に7000億円（千坂純）
　＊ノーモアとリメンバー－報復の否定か、報復か（吉田一人）
　＊軍隊は平和をつくれるか（石山久男）
　＊平和と九条をめぐって、どんな対立があるか（小沢隆一）
　＊「就職氷河期」再来下での高校生と自衛隊（佐古田博）
　＊平和の実現に果たす労働組合の役割（野口宏）
　＊救護所はうめき声と異臭におおわれて－私の被爆体験（川崎巳代治）

【連載】
　＊いま、労働組合に熱い視線が
　　・第5回「学んで元気、組合と人生」（中田進）
　＊新連載－哲学を哲学する
　　・第1回「科学的社会主義を学ぶおもしろさ」（広島県労働者学習協議会）

【その他の記事】
　＊石原都政は、誰のための都市政治をおこなっているのか（安達智則）
　＊父、井上ひさしがえがいた二人の女性（井上都）
　＊外国人労働者／強制される奴隷労働
　　・「研修生」という名の奴隷労働（楳本光男）
　　・何が問題か？ 外国人労働者と私たち（寺間誠治）


今月号は、平和の特集です。
岡山労働学校も、来期は、平和運動に貢献するための教室です。
詳しくは、今期終了したのち、ご紹介していきます！

おとなり、広島労学協の哲学新連載が始まりましたね。
今後、どんな展開になるのか、楽しみです。

98ページの松江日赤労組の経験も、とても貴重です。
組合員連続拡大のヒミツは、やっぱり学習活動。
質が高まれば、量もふえる。弁証法的法則の具体例ですね

『学習の友』、まだ未購読の方は、
ぜひお読みください！ 1冊400円です。

『友』の学習会スタート

きのう（２２日）の晩は、１８時半から、
岡山医療生協労組の『学習の友』学習会に。

パンパカパーン
記念すべき第１回の『友』学習会なのであります。

３か月ほど前、労働組合のＭ本書記長と相談会をもち、
「『友』で組合を強くしていきませんか」と提起。
月に１回の学習会をもち、どんなに少人数でも続けること、
まずは３年間やってみましょう、ということになったのでありました。

その後、労組教育部での論議をへて、
きのうの第１回目の学習会となったのであります。

最初に、教育部長のＭ下さんから、
「知的に輝きましょう！」とあいさつがあり、
私が１０分ほどで、集団学習のコツと魅力を
お話したあと、『友』の読みあわせをしました。


　Ｍ本書記長も、
　「どのくらいくるかな…」と
　心配していたようですが、
　最終的には８名の
　組合員さんが参加。

　上々のすべりだしをしたので
　ありました。パチパチ。


しかも、８名の参加のうち、
青年部から６名！
若い人中心の学習会でした。

お茶とお菓子も用意され終始なごやかに
すすみました。

『学習の友』の６月号を使ったのですが、
最初に、私の連載の４回目「いつもいいこと探し」を
読み合わせ（Ｍ本書記長の意向です…）。

自分の書いた文章を読み合わせて
感想を出し合うのは、非常にコソバユイ感じ
だったのですが、なるほどこういう受けとめ方も
あるのかと、たいへん勉強になりました。
「私もパレアナちゃんのように自然に毎日している」とか、
「“ミラーボールになろう”というのがいい」などなど、
うれしい反応もありました。


次に、天笠さんの「うつ病」についての記事を読み合わせ。
これも話がとても活発にでて、興味深い交流になりました。
話題として出た、仕事とプライベートの区切り、オンとオフを
はっきりさせるというのは、ほんとうに大事だと思いました。


そして、あっというまに１時間半がたち、
学習会は終了。
やはり、「みんながしゃべる」学習会は、とても楽しく、
次につながるものになったのではと思います。

参加されたみなさん、おつかれさまでした。

『学習の友』６月号

『学習の友』６月号のおもな内容です。

【特集　明日は変えられる－今度の選挙、どんな政治を選ぶ？】
　＊情勢の見方・変革の展望（山田敬男）
　＊目で見る学習　政治が変われば職場が変わる（吉田豊）
　＊選挙を大もとから考える（菊池東太郎）
　＊職場で政治を語れますか（編集部）

【その他の記事】
　＊社保庁改革って、なんだ！（川村好伸、鳥畑与一）
　＊うつ病について知っておくべきこと（天笠崇）
　＊労働者の安全と健康を守る労働組合の取り組み（佐々木昭三）
　＊ぼくらは消耗品じゃない（米丸浩一）

【連載】
　＊講座・社会保障入門
　　・第７回「新自由主義『改革』の破たんと社会保障の制度改革」（公文昭夫）
　＊いま、労働組合に熱い視線が
　　・第４回「みんなでいきいき組合活動」（中田進）
　＊ドラマがいっぱいだ！
　　・第４回「いつもいいこと探し－発展における否定と肯定」（長久啓太）



相方が私より激しい長時間労働で、
うつ病が心配なので（いまはまだ大丈夫です）、
天笠さんのメンタルヘルスの記事は勉強になりました

私の連載は今回で終わりです。
いくつかの学習会で、読み合わせ学習をしてくれているようで、
たいへんありがとうございます
個人的には、この４回目はちょっと言い足りないところが
多いですが、私の最近の問題意識を反映した内容に
なっています。ご笑覧ください。