本日、『理論劇画 マルクス資本論』(かもがわ出版)が
ついにやってきたので、さっそくザッと読んでみる。
印象は・・・
あ、あ、あ、あ、熱い!!!
原作の門井文雄さんの絵も熱いし、
『資本論』やマルクスを知ってほしい!
という情熱にあふれている。
熱は、伝わるのである。
これは、普及せねばならない。
ときどきの「解説」も
今の社会、経済情勢をふまえての
『資本論』解説になっており、とてもいい。
そして、マルクスの生涯なども
描かれているのも、興味が増してよい。
エンゲルスが貧乏マルクスを経済的に
支えるために、いやな工場経営に入っていくところ、
マルクスがエンゲルスにあてた手紙のところは、泣けた。
ただでさえ、泣ける手紙の中身であるのでに、
視角効果も加わって、じーんと胸にきた。
エンゲルス送金の
お金をにぎりしめ、
つっぷして泣くマルクスの図。
『資本論』1巻の道案内としても、
入りやすい内容になっている本書。
これは買いですよ!
そして広げましょう!
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