引き続き、『学習の友』の普及・活用のために、
ということで、
岡山県学習協の会報「明日の考察」の
No310・311(2010年10月発行)の『友』特集号のなかから、
『友』の魅力などを語っている言葉を、
まとめてブログにも掲載したいと思います。
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「秋の夕暮れが人をやさしい気持ちにさせる頃となり
ました。皆さんは如何お過ごしですか?
学習の秋とも言いますが、労働組合運動をする者に
とっては年末に向けて駆け抜けるような日々が待って
います。こんな時こそ学習をしながら運動するように気
をつけたいものです。最近はどんな運動をするにしても
単純には行かなくて、もどかしいのですが、言葉が難し
くなってきました。地域主権、公契約、ディーセントワー
ク、労働者派遣法や公務員改革など、学びながらの運
動です。
そんなときに役に立つのが『学習の友』です。私の傍
らにいて、励ましてくれる強い味方です。働くこと、政治
のこと、社会のこと。その中には疑問が渦巻いています。
その疑問の糸を手繰り寄せる時、『学習の友』は導きの
糸となります。
ぜひ、購読のお誘いと普及をお願いします」
(伊原潔 県学習協会長・岡山県労会議事務局長)
「労働組合運動では、久しく次代の担い手の育成が課題
になっています。『あっ』という間に担い手が育つわけでは
なく、運動の積み重ねと学習の繰り返しによって基本的に
は育っていきます。日本の教育は義務教育が9年、高校を
含めると12年もの長い期間をかけているわけですから、私
達の学習・教育活動も粘り強い取り組みが必要です。
職場での学習に、話し合いのテーマの設定など気軽に
使えるのが『学習の友』で、読み合わせをするだけでも参
考になります。ふと身近で疑問に思うことや日々の出来事
でどうなっているのだろうと思うこと等、今に適した話題が
満載です。
学習協は、拡大月間に取り組んでいます。組合の役員さ
んをはじめ、組合員の皆さんに是非おすすめください。ご協
力をお願いします」
(花田雅行 県学習協副会長・岡山県労会議議長)
「生協労組おかやまでは、組合扱いでまとめて買い取り、
『学習の友』の活用を積極的に行なっています。
生協労組では職場ごとに分会をつくっているのですが、
各分会に『正規・パートで活用してください』と書いて『友』
を配っています。プラス、アルバイト組合員の運営委員さん
に配っています。ここまででちょうど50部です。
他に、パート部会でも独自に買い取って、部会の中央執
行委員さんに配っています。これが22部あります。
他、個人購読もあわせると、生協労組おかやま全体では、
いま、80部近い購読となっています。
会議などでの、読み合わせ学習会にも、たいへん重宝し
ています。
たとえば、アルバイト部会準備会というのがあるのですが、
定期的な会議のなかで、読み合わせに使っています。毎回、
会議参加者に「何月号のどこどこを読んできてください」と宿
題を出して読んできてもらい、さらに会議で読み合わせをして、
討議をしています。
パート部会でも、執行委員会で毎回必ずミニ学習会を『学
習の友』を使って行なっています。
『友』の使いやすさは、その時期、情勢にあわせて特集な
ど組まれているので、ホットな話題で学習ができるところや、
難しい論文もありますが、『ここならできそう』という『わかりや
すい』ところが必ずあるところです」
(高木好子・生協労組おかやま副委員長)
「『友』の学習会をつうじて、労働組合の楽しさというか、
長久さんにもわかりやすく説明してもらえるし、やる気が
でます。自分だけで『友』を読んでも、自分の解釈だけで
終わるけど、みんなの意見を出しあうので、すごく広がり
ますね。学習会では、若い人が中心で、前向きだし、考
えもしっかりしていて、励まされます。
『委員長して大変でしょう』とまわりに言われたりします
が、私はけっこう無理のないように、楽しんでやっていま
す。自分が楽しんでやっていれば、それがまわりにも伝
わると思うし。
『友』は、その月ごとに、テーマも違って、情勢や課題も
勉強になるし、『労働組合がわからない。どーしようか』と
いう人の道しるべだと思います。また、『どう広げたらいい
のか』というときにも、それにそったテーマでの記事があ
るので助かります。若い看護師さんにも、ぜひ参加しても
らいたいなーと思っています」
(橋本瑞代・岡山医療生協労組委員長)
「『友』のいいところは、読み手側の悩みや困っていること
に寄り添って書かれているところです。
サービス残業や不況で雇用がない、などの今の現状を、
『変わらない』『仕方ない』と思っている人は多いです。私
もそんな中の一人でした。でも、そんな読み手側の立場に
寄り添って、『仕方ないのでは?と思っているかもしれない
けど、これは実は労基法違反でおかしいことなんだよ』『こ
うすれば変えられるんだよ』と解説し、前向きな展望を示し
てくれます。
また、実際に労働組合や訴訟でたたかって変えてきた
全国の仲間たちの記事もたくさん載っています。『友』は学
習誌ですが、ただの学習ではなく、人とのつながり、あた
たかさを感じられ、読むと元気が出てくるところが、他の雑
誌にはない魅力です!
『友』の中には自分ひとりで読むだけでは分からない、難
しい記事もあります。そんな時は! 定期的に開く『学習の友
学習会」の出番です。倉敷の『友』学習会では、みんなの気
になる記事を読み合わせて感想交流しています。お茶菓子
もついて、わきあいあいと楽しくやってます♪」
(N務さん・岡山労働学校受講生)
「私は平和委員会に勤めてますが、自分の関心外のことも
『友』には載っているから、『ああ、こういう問題もあるんだー』
と気づかされます。ディーセントワークとか、活憲のこととか。
他県の取り組みも載っているので、ここでできるんだったら、
岡山でもできるんじゃないかと。
情勢でも理論でも、けっこう基本的なことが載っているので、
それを繰り返し学ぶことで、難しいことを勉強するのにも、役
に立つかなと思います。あと、そんなに分厚くないし、どの
記事も短時間で読めるので、通勤の電車のなかで読んだり
します。読みやすい」 (T口さん・岡山県平和委員会)
「私は、労働組合の活動が、どんなことをするのかもよく知り
ませんでした。でも、入ってすぐに秋闘で職場討議、団交、
ストライキという感じで、よく分からないまま仕事をしていまし
た。森本書記長に『学習の友』を手渡され、読んで初めて活
動の内容や意味が少しずつ分かってきました。
それからは、いろいろな組合の行事がある度に、なぜこの
活動をするのか、どんな活動をするのか、なぜこの署名をと
るのかということをリアルタイムに学ぶことができるので、労
働組合の初心者の私にとってはすごく役に立ちます。
やっと一年が経ち、一通り終わったという感じです。今期は、
ひとつひとつの活動の意味を少しは理解した上で、できるか
なと思っています。
ほかにも、『学習の友』は他の労働組合の活動や成果をピッ
クアップされていることが多く、それを読むのがすごく楽しみ
です」 (O本さん・岡山医療生協労組書記)
「他の雑誌と比べると、内容がわかりやすく、その時その時
の情勢や課題なども一冊でコンパクトに学べるので、重宝し
ています。
笠岡市職労では、執行委員、青年部役員のところは、組
合で買い取って全員に配っています。あわせて25部です。
『わからないことがあったらこれを読め』という感じで、組合活
の最初の入門書だと思います」 (Y井さん・笠岡市職労)
「長い付き合いの『学習の友』ですが、今ではなくてはなら
ないものになっています。出張に行く時に飛行機や電車の
中で読むのにすごく良いのです。持っていくのに重くない!
読みやすい! おまけに勉強になる! ということで大変重宝
しています。ただ、長時間の移動の時にはすぐに読み終わっ
てしまうという弱点? もありますが・・・。
時々、『労働組合活動や組織拡大』の話を頼まれることが
あります。そんな時の『力強く! 頼もしい!』味方も『学習の
友』です。話を膨らませ、より分かりやすいものにするために、
『学習の友』で紹介されている全国のなかまのたたかいを
紹介します。また、情勢や話のポイント・まとめを考える上で
もなくてはならないもので、学習会の講師らしいことができ
ているのも『学習の友』があるからと思っています」
(Hさん・生協関連・一般労組書記長)
「仕事に煮詰まった時、手をのばしてめくってみると何かヒ
ントが見つかるような気がするのが『友』です。そんな使い
方しかしていませんが、私にとっては立ち返るよりどころの
ようなものかもしれません。
私の職場には、とても難しい言葉や表現でつづられた文
章がわんさかあります。どうすればわかりやすく伝えあえる
のか、私自身も力をつけなければならないと思う部分です。
『友』は表現がわかりやすいのが魅力ですよね」
(O坂さん・岡山県民医連事務局員)
「2008年の世界的不況の影響で、勤めている会社も仕
事が激減。給料のこともですが、とにかく将来どうなるん
だろうって、不安いっぱいでした。そんなとき『友』を開くと、
自分と同じ境遇の人や、もっともっと大変な人が、立ち上
がって、学んで、現状を変えようとしている姿がありました。
会ったこともないんだけど、仲間がいた! 私もへこんでる
場合じゃないな、と勇気をもらいました。それから『友』は、
1か月おきに私を励ましにきてくれる、大切な『友だち』な
んです」 (M鍋さん・県学習協常任理事)
「『友』が届いて最初に見るのは『かがやいています』のコ
ーナー。全国の頑張っている若者の姿に刺激を受けたり、
元気をもらったりしています。次は最後の方の全国の読者
からの便り。それから目次を見て今月の特集は何かなあと。
毎号はなかなか読破できませんが、その時の情勢や話
題に合った特集が組まれるので読みやすいです。それに、
そこで働く現場からの手記が多いので切実さが伝わるし、
その道のプロによって書かれた文章は説得力があります。
あとはパラパラとめくり興味深い記事だけはなるべく先に
読むようにしています。私にとって『学習の友』とは、置き去
りになってしまいがちな学習の大切を思い出させてくれ、
知的好奇心を充たしてくれる…そんな一冊ですね。もちろ
ん、これからもよろしくお願いします!」
(T田さん・岡山高教組書記)
「『学習の友』はずいぶん前からの読者です。他の雑誌な
どもたくさんとっているので、もちろん全部は目をとおせま
せんが、興味がある、関心をひく記事は読むようにしてい
ます。コンパクトでとても読みやすいのが『友』のいいとこ
ろです。
最近では、労働組合としても課題になっているメンタル
ヘルスの特集などはとても役立ちました。あと、医労連で
あれば医療や福祉の現場のことはある程度わかるけれど
も、他の産業の状況やたたかいなどは、『友』で初めて知
ることが多く、それも良いところです。
また、労組などの会議で、ついつい役員は難しい言葉を
使ってしまいますが、初めて役員になった人なんかは、
???でチンプンカンプンだったなんてことも、結構ありま
す。やっぱり基礎的なことを繰り返し学習しないと運動へ
の理解もすすまないので、そういう意味でも『友』はみんな
に読んでほしいです。もちろん、役員自身がわかりやすく、
わかる言葉で話すためにも、『友』は活用しやすい雑誌で
す。『ストライキとは』『メーデーとは』などの意思統一にも、
資料に最適です」 (Y下さん・倉敷医療生協労組書記長)
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わあ!
書記長さんありがとうございます☆
教育学習要綱、なかなか難しいですが、
参考になりそうなことを考えてみます!
投稿情報: 長久 | 2011年9 月23日 (金) 14:12
メール拝見いたしました。先日、「組織整備、再編にともない、『友』の冊数に変動がある」と申し上げたその意味は、「増やす」(支部役員の購読を保障する)方向での変動なので、ご安心を!
投稿情報: 書記長 | 2011年9 月23日 (金) 13:29