旧Ⅱ長久啓太の「勉客商売」

4月7日は学習会＆お花見企画

お知らせです

4月7日（土）に、
全国学習交流集会in倉敷と、
83期岡山労働学校のプレ企画をかねて、
学習会＆お花見企画を行います。

島根県学習協の吉儀さんの講義は、
ぜったいに面白いですよ。
自分史をお話していただきます。


心も体もポカポカになれる1日です。
ぜひぜひ、ご参加ください


【概要】

≪学習会≫
「吉儀流生き方から学ぶ」
～自分史・学ぶこと・働くこと～

講師：吉儀和平さん（島根県学習協事務局長）
時間：１０：００～１２：００
会場：岡山国際交流センター５Ｆ会議室２
　　　　（岡山市北区奉還町２－２－１）
参加費：５００円


≪お花見≫
時間：１３：００～１５：００ぐらい
場所：旭川河川敷・三光荘前に集合
参加費：1,000円
メニュー：おでんを用意します。
　準備物：各自1品持ち寄り
　　　　　　飲み物などはこちらで準備します。

りく、「この子かわいいですねえ」と言われる。

きのう（13日）の夕方、
久しぶりに、りくを連れて動物病院へ。
ノミ対策のお薬と、去勢手術の日程相談に。


車のなかでは、自由にさせています。
外に出さない家猫なので、ものすんごい興味を示します。
（ほんとうは、外はあまり見せないほうがよいのだけど）


信号待ち中なので、ご安心ください。
でも、おいおい、どいてどいて！


りく、最近ぐっと色が濃くなってきたんです。
シマシマな感じ。
来た当初は白猫だったんですけどね。
まあ、どっちもかわいいのですが。


車のなかを、動き回る。


目が興奮してます。


さて、動物病院では、
健康であることが確認されました。
そして、
去勢手術を木曜日（明日）行うことを決めました！

がんばれ、りく！


ところで、診てもらった獣医さんが、
開口一番、
「この子、かわいいですねえ」と。

「毎日たくさんの猫をみている僕が言うから間違いないですよ」
とも。

おおおおおおお。
そうですか、そうですか。

たとえお世辞であっても、
飼い主としては、嬉しいお言葉でありました。

そうですか、そうですか。



おい、りくくん、やっぱりかわいいらしいよ、きみ。


リラックスしすぎ・・・

明日、手術だぞ～　恐怖だぞ～


・・・・・・・・・・まあ、無事を祈る。

倉敷にて重税反対統一行動＆確定申告

きのう（13日）は、
３・１３重税反対全国統一行動＆自分の確定申告で、
倉敷に行ってました。


ちょっと早めに倉敷入り。
倉敷美観地区には、マスキングテープの専門店があります。


路地裏で出会ったビッグサイズの猫ちゃん。
人懐っこく、かわいかった。


おおお、立派なお尻尾。


ランチはピザ！！　


大原美術館！　観光客多し。


外から眺めただけですが・・・
ここに入るには、2時間は時間が必要です。

大原美術館より、徒歩3分ほどの近さの、
倉敷公民館で、３・１３の集会です。


13時半から、1時間ほど集会。
消費税増税にたいする怒りの発言が次々と。


デモ行進開始。
だらだらと歩く（笑）。


商店街のなかでは、
「商店街で買い物をしよう！」という
シュプレヒコールも（笑）。


このあと、税務署で確定申告をすませました。


思えば、昨年は、3月11日の同じ時間帯、
この場所で確定申告をしているときに、
東日本大震災の情報が入ったことを鮮明に覚えております。

「阪神大震災以上の被害かもしれない」と
悪い予感がしましたが、
その後、テレビから流れてくる映像に、
言葉を失いました。

被災地の中小業者のみなさん、商売人のみなさんは、
ほんとうにこの1年間、
言葉にできぬ苦しみとご苦労をされたことと思います。


今年も、自然の春はもうすぐやってきますが、
気分が晴れないのは、
政治の不在、これにつきます。

4月号も岡山がいっぱい（笑）

どなたでも参加できる、
『学習の友』読者会のお知らせです。

4月5日（木）19:00～20:30
県労会議会議室にて。参加無料。
4月号を使います☆


特集は、「有期雇用の抜本規制、パート労働法の改正を」

なんと、4月号は、
9ページ、35ページ、39ページに、岡山の仲間が登場☆

先日の、中国ブロック学習運動組織学習交流集会の
報告も掲載されています。

ぼくの連載の2回目もありますよ。

１年という節目に

３月１１日は、午前中、徳島から岡山へ移動。

１２時前には、岡山市の下石井公園に到着。


お店がたくさん出ておりました。
有機生活マーケットと、震災被災者慰霊式典がありました。
慰霊式典のほうは、参加することができませんでしたが。

ちなみに、この日の一連の企画は、
労働組合を中心としたイレブンアクション岡山と
市民運動をされているみなさんが、何回も話し合いを重ねて、
共同の取り組みとして実現したもの。

ご努力されたみなさんのお力に、敬意をもっています。
ほんとうにありがとうございました。


花束が、たくさん添えられていました。

この下石井公園には、１０００人の方が参加されたそうです。

その後、１２時半から、
パレードで石山公園まで。

静かに、ゆっくりとしたパレードでした。
家族連れなどもたくさん。６００人のパレードでした。
いろんな人が、それぞれの思いをもって、
歩いているようすでした。
（写真は撮り忘れ・・・）


１４時半から、イレブンアクション岡山主催の
講演会へ。

岡山合唱団の合唱と、講演会。
とちゅう、黙祷の時間がありました。


「静かに過ごす１日」と自分のなかでは
決めていたので、
あまりしゃべらない１日でした。


ただただ、鎮魂の思いで過ごした、
３月１１日でした。

徳島で医学生さんに沖縄講義

土曜日（10日）は、徳島へ。

1月末に、岡山民医連の医学生さんの集まりで、
沖縄フィールドワークの旅の事前学習で、
沖縄の問題とどう向き合うのか、という話を
しましたが（こちら）、この企画は、中四国合同の
企画らしく、徳島民医連医学生担当Ｔさんから
「うちでも話を」と声がかかり、今回行ったというわけで。

ほんとうは、3月1日に行く予定だったんですが、
インフルエンザで日程延期となり、ご迷惑を
おかけしました。
そのぶん、はりきってしゃべりすぎました


ところで。高松から乗った特急「うずしお」の真ん中の車両が、
アンパンマン列車だったのであります。


中もこんなことに。すごいぞ！


はい、この日は、11時20分に徳島に着いて、
医学生さん２人と、担当者さん2人と、私の
5人でまずランチ。まったく楽しい雰囲気であります。

その後、徳島健生病院へ移動し、
１４時～１７時まで学習会。

な、な、なんと、ほんとうにしゃべりすぎで、
２時間半もしゃべってしまいました。
交流の時間が少なくなって、もーしわけなかったです。
沖縄の問題になると、なんぼでも口が動くのであります。

でも、２人の医学生さん（どちらも女性）の
受けとめも良かったので、任務は無事果たせたのかなと
思います。


この建物１階で、学習会が行われました。


夜は、担当者Ｔさんと、なぜかうちの相方が合流し、
３人で焼き鳥屋さんで４時間もの交流会。
おお、楽しかったどすな。



１１日（日）は、午前中、岡山へ帰って、
「３・１１祈念のつどい」へ参加です。それはまた明日アップ予定。


徳島のみなさん、ありがとうございました☆

８３期、受講してね☆

８３期岡山労働学校「働くて、なんだ？教室」
５月１０日（木）の開校まであと２か月となりました

カリキュラムをご紹介

≪今期のウリ≫
＊オーソドックスな教室だけど、普遍的な内容の学びでもあり、
　参加者の顔ぶれによって大きく学びの質も変わってくること。

＊今期も講師陣は豪華ですよ！
　・記念講演は、前期の講義が大好評だった沢山美果子さん
　・弓田くんが労働学校講師デビュー
　・そのあと、県学習協の伊原会長もつづく！
　・中田進さんの講演もあるよ
　・しめは、広島の二見さん☆ もちろん歌あり。

＊修了式＆修了コンパは、七夕の日。
　ちょっといつもと場所も違う修了式＆コンパにするかも。

＊岡山のみなさん、お誘いあわせて受講してくださいね！


【カリキュラム】

①５月１０日（木）入学式・記念講演
「自分の『不安』と向き合って―働くこと・学ぶこと」
　講師／沢山美果子（岡山大学大学院客員研究員）

②５月１７日（木）第１講義
　「自分にとって働くとは？－ワークショップ」
　（講師なし）

③５月２４日（木）第２講義
　「人間にとっての労働の意味－社会的視点から」
　講師／長久啓太（岡山県学習協事務局長）

④５月２６日（土）ふれあいコンパ

⑤５月３１日（木）第３講義
　「働き方たんけん隊－徹底比較で何がみえてくる？」
　（講師なし）

⑥６月　７日（木）第４講義
　「おしえて、ぼくらが持ってる働く権利」
　講師／弓田盛樹（岡山県労会議事務局員）

⑦６月１４日（木）第５講義
　「労働組合は、ちゃんと働きたい人の強―い味方」
　講師／伊原潔（岡山県労会議事務局長）

⑧６月２１日（木）第６講義
　「資本主義社会で働くということ－マルクスが教えてくれること」
　講師／長久啓太

⑨６月２８日（木）第７講義
　「失業しても幸せでいられる国？－フランスが教えてくれること」
　講師／長久啓太

⑩６月３０日・７月１日（土・日）特別講演　
　関西勤労者教育協会の中田進さんの講演企画
　（全国学習交流集会in倉敷のプレ企画）

⑪７月　５日（木）第8講義
　「ディーセント・ワーク―人間の尊厳をとりもどすために」
　講師／二見伸吾（広島県労働者学習協議会講師）

⑫７月　７日（土）修了式＆修了コンパ続きを読む

 
【募集要項】
期間：2012.5.10（木）～7.7（土）
　　　　基本時間18:30～21:00
会場：岡山市勤労者福祉センター（岡山市北区春日町５－６）
受講料：10,000円（県学習協会員8,000円、学生4,000円）
　　　　　単発参加は1回1,500円（学生600円）　
　　　　　入学式のみ1,000円（学生400円）
修了資格：全12回のうち、7回以上出席の方に修了証書

『学習の友』から目が離せない！？

そうなんです。

その理由は、岡山の人が、
ここ最近たくさん登場しているから（笑）。

あらためて、紹介しますね。


まずなんといっても、1月号は、
「かがやいています」のコーナーに、
岡山労働学校の運営委員・中務愛子さんが
登場していること（９ページ）。

これね、今までの『友』の路線（？）から
大きく突き抜けた異色の内容（写真とタイトルが）で、
かなり反響がありましたよ。
遠く、宮城や北海道からも・・・。おお、全国デビュー！！

同じく1月号には、
12～14ページで、全国学習交流集会in倉敷の記事。
現地実行委員会が発足の記事も、なかなか良かった。
（って、私が書いたんですが…）



つづいて、2月号には、
岡山県学習協常任理事の眞鍋彩紀さんが、
「わたしは、読んだ！　
『庶民増税によらない社会保障充実と震災復興への道』」
の本紹介記事を書いています（87～88ページ）。
たいへん、読みやすい文章になっていますよ☆

さらに99ページには、
県労会議の弓田盛樹くんが、
全国集会にむけて、「よし、やるぞ！！」の
短いコメントを書いてくれています（写真つき）。



そして3月号！

13～14ページに、岡山県学習協の
伊原潔会長が、
「語りかけることが仲間づくり　『友』読者会でつながる感性の出会い」
という手記を寄せていただいております。
全国集会へのメッセージも☆　読んでね。

さらに、私の新連載「継承のチカラ－伝えたいことがある」が
スタート。第1回は「『ドラマを語る』ことと継承」。

ありがたいことに、「読んで涙した」「感動した」
「青年部の会議で読み合わせした」という声が
さっそく寄せられていて、嬉しいかぎり。
全6回、全力で書きます！！



岡山の活躍は、まだまだ終わりません。
4月号では、ふたたび「かがやいています」のコーナーで、
あの人が登場です☆　お楽しみに！


ほら、『学習の友』から、ますます目が離せない！

そろそろ次の独習テーマを…

最近読み終えた本。
あいかわらずの乱読状態。

昨年は、労働学校の関係で、
哲学史とジェンダーが主に中心だったけど、
今年も、いくつかテーマをもって学びたい。

哲学については、まだまだ
未読文献が多いから、そこからかな・・・。


『小林多喜二とその盟友たち』（藤田廣登、学習の友社、2007年）

  多喜二の命日の日（2月20日）に
　読んだ1冊。

　多喜二には、直接・間接に、
　彼に影響をあたえた、また彼を支え助けた
　先輩・仲間がたくさんいたということ。
　多喜二は、集団のなかで、多喜二になった。




『派遣のリアル』（門倉貴史、宝島社、2009年）

　派遣労働者の生の声がたくさん
　出てくるのが良い。

　派遣法の骨抜き改正案、
　いままさに、国会で通されようと
　しているが、とんでもないこと。
　民主党政権はここでも裏切り。





『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか』
　　　　　　　　　　　　（想田和弘、講談社現代新書、2011年）

　ひじょうに学びが多かった。
　ドキュメンタリーの方法論にもたいへん
　共感したし、発見が多かった。

　しかし、想田さん監督の映画、
　『選挙』『精神』『Ｐｅａｃｅ』を観ていれば、
　もっと面白く読めたのに。
　この3作は、必ず観たいと思った。
　もののみかた・リテラシーを磨く本でもある。




「ドキュメンタリーの作家は、台本から解放される
必要がある」

「一般に、ショットが長ければ長いほど、観客に
自分の目で観察・解釈できる時間が与えられる
ので、映像は多義的になる。逆にショットが短け
れば短いほど、作り手による操作の強度が高く
なり、映像は多義性を失っていく」


本書を読んで、マイケル・ムーアのつくる
ドキュメンタリー映画を、手放しで賛美できないという
ことを、あらためて思った。

ぜひ多くの人に読んでほしい。
想田さんは、岡山にも関わりのある人ですので。



『動中静有の人－上田耕一郎さんとの思い出集』
　　　　　　　　　　　　　　（集古洞銀の鈴記念館編、2011年）

　どの人も語られるのは、
　高い理論的力量と、その人柄。

　人柄って、大事ですよ～。ほんと。
　運動のリーダーは、とくに。

　厳しさの中にあたたかさ。ヒューマニズム。




「組織であればあるほど、個人を大切に」
「原則であればあるほど、柔軟に」


「私なりに考える上田さんの文章力は、単に知識が
理論闊達であるから書けるという短絡的なものではなく、
広範にわたる各分野の文章との出逢いとその傾向を
分析して自分のものとする優れた能力と表現力があって、
尚かつ、実践を通して、あらゆる分野に精通した人間
上田耕一郎の叡智を蓄積する図書館のような『引き出し』
がなければ、裏づけが重層の文章、自信に溢れた文章、
理路整然とした文章、躍動する文章、地べたを這う文章、
キラキラ輝く文章など、平易で読者を引き込む文章には
ならないものだと考えています」（滝本正雄さんの述懐）


むかし、ある人から、上田さんの「論文の書き方」という
メモレジュメをもらったことがあるのですが、
いまでも大事にとっています。

ほんとうに、偉大な先輩です。



『犠牲のシステム　福島・沖縄』（高橋哲哉、集英社新書、2012年）


　久しぶりの高橋さんの著書。
　福島出身だったのか・・・。

　4分の3は、大震災と原発事故を
　めぐる問題。
　あとの4分の1が沖縄。




全体的は、なるほど、という
ところも多かったのですが、
104ページの責任論のところで、
「国の政策を変えることができなかった責任」
についての議論を紹介しているが、
これには異論あり。

これは、そういうことを本人が自覚し、
本人が表明するぶんにはよいが、
「国の政策を変えられなかった責任」ということを、
他の人が「責任がある」と言うのは、違うと感じる。


もうひとつ、これはぼくの印象だけれども、
沖縄の問題で、
「沖縄の敵はヤマト（本土）の日本人」という
印象をあたえてしまう内容になっていることだ。

これは、沖縄問題では、よく出てくる議論で、
「ヤマトンチュー（本土の人間）」と「ウチナーンチュ（沖縄の人間）」
を対立的にみる傾向があるけど、
これははっきり有害だと思っています。

沖縄のほんとうの敵は、本土の日本人一般ではありません。
沖縄に犠牲を強いるシステムを守ろうとするごく一部の人たちでしょ。
そこは、はっきりさせないと。


高橋さんらしからぬ、大雑把な議論に最後は
なっている印象を持ちました。残念です。


『砂糖の世界史』（川北稔、岩波ジュニア新書、1996年）

　一般教養本。
　インフルエンザで自宅養生のときに、
　本棚から「軽く読める本」ということで
　ひっぱりだしてきたもの。

　砂糖は、かつて世界貿易の主役の
　ひとつだった。
　奴隷労働とも深い関わり。





『さぶ』（山本周五郎、新潮文庫、1965年）

　これは、傑作小説。
　栄二とさぶ。いいコンビだ。

　庶民の生きる苦労（弱さもたくましさも）を
　山本周五郎は、わかっている。
　名言がたくさんあった。
　内容も文体も、よい。何回も読み返したい。





『死顔』（吉村昭、新潮社、2006年）

　なんで買ったのかさえ
　さだかでないけど、
　家の本棚にあって、
　これも「軽く読める本は・・・」の
　なかの1冊。

第３回現地実行委員会

きのう（5日）の夜は、
全国学習交流集会in倉敷の第３回現地実行委員会。
１３名が参加（うち初参加３名）。


会議のようす。


きのうは、引き続き記念講演の検討と、
３日間のスケジュール、分科会内容の検討が中心。


スケジュール案は以下。　ご意見募集中。



分科会については、
「活動になれていない人、学習運動にかかわったことの
ない人も、参加しやすい分科会がもう少しほしい」
といった意見や、
「時間帯をずらすなど、参加した人がたくさんのことを
学べる工夫も必要」
などの意見が出されました。

もっともなことであります。

分科会については、
学習運動らしさを追求しながら、
より幅広い人に参加してもらえる
内容を練っていきたいと思います。


記念講演については、
なかなかたいへんな道のりとなりそうですが、
こちらも最善をつくしていきたいと思います。

ご期待あれ！！



次回は４月９日（月）１９：００～
岡山市勤労者福祉センター４Ｆ
となりました。

どなたでも参加することができます。
みなさんの参加をお待ちしています