きのう(21日)は、80期岡山労働学校の第2講義でした。
参加15名。K立病院の歯科衛生士の女性が初参加☆
運営委員Nしもの働きかけが、またも新しいつながりをつくりました。
講義前のワンポイント講座では、
沖縄本島出身のS間くんが、
三線(さんしん)を演奏。
「なかなか上達しない」と言いながら、
生演奏の音色が、
参加者をなごませたのでありました。
講義は、「労働と人間-手をつかい、手をつなぐ」というテーマで、
私が講義を担当しました。
自分でしゃべっていて、
「あれ?労働の説明って、こんなんでよかったけ?」と思いつつ、
もうちょっと、きちんと概念をつかめる話をしたほうが
よかったかなーと反省。
まあ、
「“私の生活”は無数の人の労働によって支えられている」
「人間の手の役割と、手のすばらしさ」
については、伝わったかなと思うので、良しとしよう(汗)。
レジュメです。
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講義風景。「手」にまつわる絵本をたくさん紹介しました。
グループ討論のようす。
講義の感想。
後半の「手」の話が、やっぱり印象深いようです。
「手を使えることの幸せに気づかされた。今日話を
聴かなければ、手について考えることはなかったと
思う。手を大切にしようと思う」
「労働はよろこび。人間は手をつなげる。例外や
おまけでなく『本質』なのね。働くことがこわかったり、
くるしかったりする方が、やっぱり“例外”になる
社会にしたい」
「手の魅力についてより深く学ぶことができました。
手に触れることのあたたかさについては重要だと
思います」
「初めてのお店に行った時、おつりを返してくれた
店員さんが、手を包むようにわたしてくれました。
あたたかく感じました。その時、いいお店と印象に
残りました。1人の店員さんの印象が店の印象に
なりました。手が持つ力は大きいと思いました」
「『手』から生活に関わるものが作られているのを
改めて実感した。手の使い方しだいで人間を表現
でき、他の人ともつながり、人間ってすばらしいと
思った」
「手について、あらためてよく考えることができま
した。自分の手をどう使うかがその人の生き方に
つながる・・・。また、手をつなぐことでわいてくる力、
『わたしの手は、おだやかです』の本は、深くて、
いい本でした」
「運転手、歌手、聞き手、やり手、担い手・・・
『手』という言葉がそのまま人間をあらわすものと
なっている、というお話は、なるほどという感じ
でした。この場合の『手』とは、その人の働きや
行動のことのように思いました。ということは
やっぱり、『手』→『労働』→『人間』を表すという
ことでしょうか。私という人間、私の働き、私は
なに手なのだろう? と思いました」
「今まであたり前のことで、気にもとめてなかった
けど、手はいろいろなことができて、人間の部位の
中でもとくべつな部分なんだと思いました。そして
私はいろいろな人に(手に)支えられて生活して
いるんだなと、また、労働→“人間らしさ”のはずが、
人間性を失わせるような働かせ方は、本当に変えて
いかねばなあと考えました」
なごみ。10名が参加して、「理想のアフター」話で盛り上がりました。
私は、「平日の夜に、定期的にスポーツしたい」が強い願望です。
「球場で野球観戦しながらビール」「家でご飯たべてから、友達とカフェで話」
「クラシックバレエをしたい」「同僚と、『今日飲みに行くか!』と突発的飲み会」
など、みんなそれぞれでした。どれも楽しそう☆
理想を現実にするために、みなさんがんばりましょう!
この日初参加のH名さんも、なんか、すっかり馴染んでましたね。
先週労働学校に初参加だったO野さんやN崎さんも、
なんの違和感もなく、なじんでましたし・・・。
やっぱり労働学校って、すごい場所です!
ふところが広いというか、深いというか、あたたかいというか。
H名さんも、「労働学校っていう名前のイメージと、ずいぶん違った」
と言っていました。
みなさんも、労働学校のその魅力を味わいに、
ぜひご参加ください。お待ちしています☆
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