きのう(23日)の夜は、81期岡山労働学校の
第7講義でした。参加は15名。
「哲学ものがたり教室」も、いよいよ中盤から終盤に
さしかかってきました。
今回は、
「ドイツ古典哲学―哲学の豊かな発展とその限界」でした。
前回のベーコンやディドロなどの話は、
唯物論者の生き方がすごく共感をよんで、夢やロマンがあったけど、
やはりドイツ古典哲学は、すっきりしない特徴をもっています。
弁証法の豊かな発展があったにもかかわらず、
やはりドイツの後進性が、その哲学も規定したわけで。
基本、難解ですしね。
語るのに苦労しましたが(勉強不足はいなめない)、
がんばりました。
カントの星雲説にかこつけて、「宇宙と地球の歴史」を
短時間ですが、補論という形で紹介してみました。
なんかこの話は、ウケましたね。ロマンがあるからですかね。
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いよいよ来週は、若きマルクスとエンゲルスの話です。
熱く語りますよ!
グループ感想交流のようす。
以下、感想文です。
「ヘーゲル哲学というのは、言葉として何度も耳に
してきたが・・・。ヘーゲルってこんな人だったんだ、
『へーっ』と思った。今日は補論の地球写真が印象的
だった。磁場が大切な役目をしている事を知った!
磁場ありがとう☆」
「ドイツ古典哲学のところは少し難しかったが、
動的な世界観(弁証法的考え方)の点で、
功績があったのかなと思います。カントが、
星雲説を考えたのは、コペルニクス、ガリレオの
時代からすると、たいへんな進歩だと思います」
「弁証法の考え方を『わかる』ことと、『つらぬく』
ことは別のこと、というのが心に残りました。
日々、たたかい」
「あれだけ近い国なのに、違う変化をしている
ドイツという国を、不思議に思った。でも、今までの
歴史を受けついで発展させていることがよく
わかった。地球の歴史の話もきいてみたくなった。
もっと詳しく」
「ドイツ哲学は、たたかいに参加しない。ドラマに
主体的に参加しない、ということが少し分かった。
『わかる』ことと『つらぬく』こと、むずかしいナー」
「ドイツ哲学が発展する理由があったんだというのが
発見です。弁証法的考え方を見つけたというのも
形にするってやっぱ特別なことだなと思います」
なごみは、「かんちゃん」あらため、リニューアルした「ひとにぎり」へ。
久しぶりに、ここでなごみをしました。
私は、スライストマトと、生ビール!・・・・・・と言いたいところだけど、
これはノンアルコールビールでした。
でも、ジョッキで出てきたのは嬉しかった。お店の人ありがとう!
話題は、
「夏のすごし方」で盛り上がりました~。
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